【フローラＳ】キャリア１戦馬は“馬券に絡まない！” 買えるのは「複勝率100％」の鉄板２頭

～過去10年のフローラＳの傾向分析～

　フローラＳはキャリア１戦の馬が〔０.０.０.８〕と不振で、馬券圏内はおろか掲示板すらない状況。今年の該当馬イトカワサクラ・ドゥムーラン・ブライトジュエリーにとっては不吉なデータ。加えて１番人気馬が４連敗中。波乱の可能性も視野に入れておきたい一戦だ。

　当レースは開幕週の東京コースが舞台となるため、上がり最速馬が５勝と好成績。そこで前走上がり最速馬に注目してみたい。データから前走上がり最速で、２着馬に0.2秒以上の差をつけて完勝していた馬は「中５週以内・キャリア２戦以上」の馬に限れば〔３.１.１.０〕と複勝率100％。このデータに合致するのがソーダズリング・キミノナハマリアの２頭。

良血開花ソーダズリングがオークスの切符獲りへ！

　ソーダズリングは、前走の未勝利戦でラスト３Ｆ〔12.0－11.4－11.4〕のハイラップを刻む中、差し切ったキレ味の持ち主。兄姉にソーグリッタリング、マジックキャッスル、ソーヴァリアントら活躍馬が揃う良血馬で、重賞でも即通用する。

メンバー唯一の２勝馬キミノナハマリアが一発を狙う

　もう一方のキミノナハマリアは、相性のいいステップである前走・君子蘭賞組。そこで１～２着に好走していた馬は〔１.２.２.２〕と好成績を残しており、君子蘭賞を勝って参戦する本馬も軽視できない一頭だ。（優馬データ班）