【ユニコーンＳ】前走大敗も逆転濃厚！「“連対率100％”の鉄板データ」に当てはまる実力馬とは

～過去10年のユニコーンＳの傾向分析～

　過去10年のユニコーンＳの勝ち馬は、初ダートだった2019年のワイドファラオを除いて９頭全てが「ダートで上がり最速での１着歴」があった。さらに今年は〔２.４.４.24〕と主流ステップである青竜Ｓで好走した馬が不在。路線に関しては混沌状態といっていいだろう。人気別成績をみると１、２番人気の連対率は共に４割とそこまで信頼度は高くはないが、３番人気が驚異の複勝率９割という数字を残しており、当日はチェックしておきたい存在。

◇人気別成績
・１人気　　〔２.２.０.６〕
・２人気　　〔３.１.０.６〕
・３人気　　〔３.２.４.１〕
・４～５人気〔０.２.０.18〕
・６～９人気〔２.２.５.31〕
・10人気以下〔０.１.２.62〕

◇前走クラス別成績
・重賞　　　〔３.０.０.13〕
・オープン　〔６.９.５.54〕
・２勝クラス〔１.０.０.２〕
・１勝クラス〔０.０.５.50〕
・海外　　　〔０.１.１.５〕
今年は１勝クラスからの臨戦馬が比較的多いが、過去10年で連対がなく成績は不振。中心となるのはやはりオープン、重賞組。

◇騎手別成績
・戸崎圭太　〔２.０.１.６〕
・Ｍデムーロ〔１.３.０.１〕
・Ｃルメール〔１.２.０.４〕
複数回連対しているのは上記３騎手のみ。特にＭ.デムーロ騎手は当日一桁人気の馬に騎乗した際は〔１.３.０.０〕とパーフェクト。今年の騎乗馬オマツリオトコ（美浦：伊藤圭厩舎）は、全日本２歳優駿でデルマソトガケ相手にアタマ差２着した実力馬。ヒヤシンスＳでは58キロだったが、今回は同斤量の56キロに条件好転。当日は一桁人気が濃厚でここは狙う価値は十分ある。

巻き返しの条件は揃ったオマツリオトコ