【宝塚記念】「単騎逃げ有望」なら“2年前の再現”もある!?注意したいユニコーンライオンの粘り込み

想定班レポート
宝塚記念

~宝塚記念・担当厩舎出走馬情報~

 今週末は上半期グランプリ・宝塚記念が行われる。その出走馬の中から取材を担当する馬をピックアップ。陣営のコメントを踏まえて、展望を紹介していこう。

ダノンザキッド(栗東:安田隆厩舎)
 前走のクイーンエリザベスII世カップについて安田助手は「スローペースを予想していて気分良く運びたかったが、構えるレースでチグハグな競馬になってしまった」とコメント。前走は展開のアヤで決して力負けではない。初の2200mと距離は未知だが、阪神コースはGI3戦を含め〔1.1.2.0〕と相性は抜群。帰国緒戦になるが状態も良く、内枠から距離ロスなく運べれば上位に食い込むシーンも。

ダノンザキッド

ダノンザキッドは中間の動きも良く、ここでも無視できない存在!

ユニコーンライオン(栗東:矢作厩舎)
 入厩当初は緩さがありいかにも休み明けという雰囲気だったが、追い切りは順調に消化でき今は元気一杯。坂井騎手は「さすがに2着にきた2年前と比べられませんが、出るからには一発を狙っていきますよ」とのこと。外目の枠に入ってしまったが、同型は不在で楽に先手を取れそうなメンバー構成。どこまで粘り込めるか。

ユニコーンライオン

単騎有望のユニコーンライオン2年前の再現なるか!?

モズベッロ(栗東:森田厩舎)
 一昨年末から長期で休養することになったが、さすが地力のある馬で徐々に競馬の内容が良くなっている。前走も6着ながらコンマ3秒差と少差の競馬はできた。その前走は「3~4角のあたりで狭くなるロスがあった。それでも良い脚を使って伸びてくれたよ」と森田師。3年前の当レース3着馬でもさすがに上位争いとまでは行かないだろうが、得意の道悪になれば見せ場は作れそう。週中の予報では晴れるようだが、急な雨になった場合は少しくらい押えておきたい。

モズベッロ

復調みえるモズベッロは道悪になれば浮上の余地あり

筆者:


神奈川県生まれ 2001年入社。栗東の厩舎取材を担当。的中率は低くてもいいので、とにかく高配当を狙う予想スタイル。ラーメン、DeNAベイスターズ、海外サッカーが好き。

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