【マイルＣＳ】データでも驚異の“勝率100％”と「パーフェクト！」セリフォス連覇に死角なし！

～過去10年のマイルＣＳの傾向分析～

　秋のマイル王決定戦・マイルチャンピオンシップ。当然ながら春の頂上決戦である安田記念との結びつきは強く、そこで【４番人気以内、２着以内】だった馬は過去10年で〔４.０.０.２〕。加えて、その後に４着以下の敗戦がない４～５歳馬であれば〔４.０.０.０〕とパーフェクト。これに該当するのがセリフォス（栗東：中内田厩舎）。安田記念からの直行となるが、そこで３着以内だった馬であれば〔１.１.０.０〕と崩れ知らず。

マイルＣＳ連覇へ虎視眈々！セリフォス

◇前走レース別成績
・富士Ｓ　　〔３.３.２.43〕
・毎日王冠　〔２.２.２.20〕
・安田記念　〔１.１.０.４〕
・京成杯ＡＨ〔０.０.０.９〕
・関屋記念　〔０.０.０.３〕
・ＯＰ特別　〔０.０.０.５〕

　春の実績馬が好成績を残す一方で、順調にステップレースを消化し、充実の秋を迎えた馬たちからもやはり目は離せない。特に注目したいのが、前走・富士Ｓ組。この組は【前走２番人気以内・５着以内】という条件を満たす馬が〔２.１.２.４〕。さらに【右回りの芝Ｇ１で連対歴のある３～４歳馬】に限れば〔２.１.１.０〕と好勝負必至。該当馬はナミュール（栗東：高野厩舎）。

世界的名手を背にナミュールが悲願のＧＩ初制覇！

　また、連対数２位の毎日王冠組にも注意は必要。この組は【前走４番人気以内・３着以内・重賞勝ちあり・関西馬】の条件を満たせば〔１.１.０.０〕。前走でマイル女王を下したエルトンバローズ（栗東：杉山晴厩舎）が条件に合致する。