古豪ダコールに、「走る雰囲気が満載」サトノラーゼンが肉薄

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小倉記念

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衰え見せぬダコールに ここで復活を期すサトノラーゼンが迫る

デスク「ハンデ戦らしく派手に印が散っているけど、人気は、ダコールサトノラーゼンあたりに集まりそうだが、本紙田崎の◎ダコールは、8歳で58キロのトップハンデが鍵となるんだろうな」

田崎ダコールは年齢を重ねるごとにどんどん強くなっている気がしますし、8歳馬であることは全く割引材料にはならないと思いますね。58キロのハンデについても、今年4戦は全てこのハンデで、しかも好走を続けているんですから、これまた不安はありませんよ。その今年の一連のレースより、少しメンバーも楽になったと思える今回は期待していいでしょう」

福田「陣営も、前走については“良馬場ならあれくらい走って当然”と言うとったし、“小倉2000mもベストに近い条件”なら問題はないやろな。ただ、個人的には、人気にならん時の方が走る、ちゅうイメージがあるやさかい、重い印は打てないんやけど…」

ダコール

追い切りでも坂路を軽快に駆け上がったダコール(撮影:日刊ゲンダイ)

デスク「対して、サトノラーゼンは、ダービー2着以降は期待を裏切る競馬が続いているんだが…」

那谷「特に今年の2戦は二桁着順が続いているけど、今回はその2戦と明らかに状態が違うんだ。“動きからして違うし、デキが凄い。走る雰囲気が満載です”と陣営のトーンも上がっているぞ。もともと立ち回りの巧さでは定評のある馬だけに、小回り小倉に不安はないし、昨年の小倉2歳S以来重賞を勝っていない岩田康騎手も、追い切りに騎乗して“元気一杯”と太鼓判を押しているなら、人馬ともに復活のシーンもあるよな。何しろ3頭出しの池江寿厩舎にあってエース格なんだから…」

「このレースでも“良く見える馬”が一頭もいなくて、“悪くない・普通”のレベルの馬からピックアップした形ですが、サトノラーゼンがまさにそれです。ただ、陣営も言っているように、年明けからずっと気配がパッとしなかった馬、この7月に入ってやっと“悪くない”と映ったんですよ。久々に“悪くない”状態で出走できるのであれば、力が一番上のこの馬の出番でしょう」

加茂「ただ、持ってる力はベルーフかて差はないんとちゃいますか? 激しい気性が災いして成績にムラはありますけど、小回り特有の速い流れで、展開がうまく噛み合えば、昨年2着の再現もあるんやないかと。鞍上もホワイト騎手やったら楽しみですわ」

那谷「先週までのベルーフは少し太目で動きもモタモタしてたんだけど、最終追いでガラッと変わったから、久々を割り引く必要はないだろうな。昨年2着のみならず、春の小倉大賞典でも6着とはいえコンマ2秒差なら、コース相性はいいと言えるし、何せ小倉記念は池江寿厩舎は過去に2勝、2着2回の得意レース。一度に2頭も3頭も打てないので、◎はサトノラーゼンに譲ったけど、“親子丼”期待で馬券も買ってみたいな」

デスク「“親子丼”といえば、母親と娘の両方と×××…」

木谷「ダメダメ! そんなこと言ってると、また怒られちゃうじゃないですか! 僕はボケ老人のお守りじゃないんですから…」

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