素質の違いでプロディガルサンが初戦を突破 クラシックへ向けて、その評価は…

優馬2歳馬チェック

ダート短距離なら上のクラスでも エポック

6/20(土) 阪神5R 2歳新馬 ダ1200m
エポック 牡 馬体重:498kg
★★★★★ 5点〔1600万クラス〕
騎手:ルメール 厩舎:(栗) 角田
生産:三嶋牧場
父ヴァーミリアン
母セクシーザムライ(デピュティミニスター)

1番人気馬をピッタリとマークする形でレースを運ぶ。直線に向いても2頭のマッチレースは変わらず、最後は半馬身差だけ前に出たところがゴール。3着以下には7馬身差と、上位2頭の力は抜けていた。時計の出る馬場とはいえ、1分12秒5はこの時期の2歳馬としては速い(同日古馬500万が1分11秒3の決着)。

二頭のマッチレースを制して勝ち上がったエポック(撮影:日刊ゲンダイ)

二頭のマッチレースを制して勝ち上がったエポック(撮影:日刊ゲンダイ)

関係者の声

柴原助手 「動きから能力はありそう。落ち着きさえあれば。」

馬体診断

まだ少し余裕残しではあったがボリュームのある馬体はいかにもパワータイプでダート向き。胴は詰まり気味で距離は1400mまでといったところだろう。蹄の形から芝でも重馬場ならこなせてもいい。

血統診断

1歳上の兄は父キングカメハメハでダート1800mを2勝。ダートで6戦して〔2.3.1.0〕とまだ底を見せていない。母はダート1000mで勝ち上がり。北米のダート中距離血統の活躍馬が重ねられており、本馬はノーザンダンサーの5×5×4のクロスを持つ。

馬券の狙い目→ダート1200~1400mがベスト。芝なら馬場が渋って欲しいタイプ