九州学生サークルとの馬券対決もオーラス 小倉2歳Sを激論!
波乱を巻き起こすのは… そして馬券対決最終戦の行方は
吉田「バーニングペスカの1分8秒7は、モズスーパーフレアと僅かコンマ2秒差。人気ほどの差はないんやないかと思うんですわ。これもゴール前で2着馬に詰め寄られたので、インパクトも弱く見えますが、テンの1ハロンから11秒台で前半33秒5はメンバー最速。キレる脚はないですが、スピードの持続力は見た目以上にありますし、良好とはいえ確実に荒れてきた最終週の馬場で、キレ味勝負型が不発のシーンも十分考えられますやろ」
福田「バーニングペスカのスタートの良さは、デビュー前のゲート練習でも見せておったけど、担当の森助手は“スピードを生かしての逃げ切りだったけど、けっして一本調子という感じでもないし、2、3番手でも辛抱できる。意外と追っての味もありそうだ”と。展開や少し荒れてきた馬場についても“やってみないとわからないけど、あまりナーバスになることはないね。自分の持ち味を生かすだけ”と、期待十分に話しとったで」

スタートも上手なバーニングペスカ(撮影:日刊ゲンダイ)
持木「僕は単純な時計比較では見劣るものの、勝ちっぷりにインパクトのあったタイセイソニックに期待します。前走は、直線で内にいた馬がヨレたことで外に膨れる大きな不利があっての差し切りで、相当強い内容でした。メンバー中、追い込んで勝ったのはこの馬だけですし、豊富なキャリアを生かしての末脚に注目したいですね」
加茂「オーロスターキスも勝ち時計が平凡やけど、陣営は“完成度の高い馬。時計もまだまだ詰まる”と。勝ったあとは小倉に残って調整されたこともプラスに働くはずや。稽古の感じでは、控えて差す競馬もできるんやないかと思えるし、ここは大穴狙いといきますわ」
デスク「同じ小倉滞在組では、連闘になるけどペイシャルアスも面白そうだよな」
桜井「前走は、2走前の1着降着の鬱憤を晴らすだけでなく、稍重発表で1分8秒7という好時計を叩き出しましたが、連闘になる点については“帰りの輸送がなかったぶん、回復が早く、火曜に角馬場、水曜にはコースで乗り出せた。落ち着きがあるし、状態はいい意味で安定している”と、原口助手も話していたように、特に割り引く必要はないでしょう。むしろ課題は2走前に見せた気性の若さでしょうか。“一頭になると急に物見をしたり、集中力を欠くところがある。まだ注意は必要”とのことでしたが、前走などを見ても制御不能というレベルではなく、鞍上が意識さえしていれば大きな問題にはならないかもしれませんね。スムーズに力を出し切れれば、当然怖い一頭ですよ」
デスク「あと、これは2歳戦では“負けていない馬を狙え”という鉄則もあるよな。新馬勝ちの1戦1勝馬には目が離せないぞ」
菅「これといってデキの良い馬が見当たらない。加えて、抜けて強い馬も見当たらない。なら、勝ったあとに一息入れたシトリカに。少し脆弱かもしれませんが、◎の根拠はそんなところです。小柄で輸送を考慮しつつも、新馬戦より最後の調整を攻めることができましたし、その過程がプラスに出る可能性が高いと思うんですよ。ただ、よりによって最内枠とは…。あとはいつもどおり祈るのみです」
那谷「スーサンドンは、陣営が“時計は平凡だったけど勝ちっぷりは良かったし、厩舎ゆかりの良血馬で期待はある”と言っていたけど、さっきも触れたように1分10秒台の馬では厳しいと思うけどな」
西田「関東馬は奈七子ちゃんの騎乗馬が話題になってますけど、脈があるのはルリハリの方でしょう。“少しうるさい面があって当日の落ち着きがカギだったんだけど、レースに行って思った以上にしっかり走れた。実戦タイプだし、1ハロンの距離短縮も対応できる”と、萱野師は色気を持ってました。嘉藤騎手も“センスの良さが売り。このメンバーでも差のない走りができると思う”と、遠征への意気込みは十分でしたからね」
デスク「このレースを振り返ると、けっこう新種牡馬の産駒が走っていて、俺は毎年買ってるんだ。今年は該当馬3頭の中から、ペイシャルアスを狙うぞ」
木谷「僕は例によって、オカルティックに行きます。日曜日は眞子さまの婚約会見ということで、オークスの時もやりましたが懲りずにお誕生日馬券【10】【2】【3】の出番ですよ。“スグレモン”と“バーニング”して“イイコトヅクシ”なんて語呂が良くないですか? それはそうと今回が馬券3番勝負の最終戦でしたね。前回は、この僕が真面目に戦っても引き分けに持ち込むのが精一杯とは誤算でしたが…」
デスク「引き分け、というとサッカーの戦術みたいで聞こえがいいが、要は“ともに外れ”だからな。で、最終戦の“ユウマジャパン代表”だが、先週行った俺と木谷の代表決定戦で、これまたともに推奨馬が来なかったから、新人の堀を抜擢することにした。なんとかジャパンも、若い力で勝ったからな」
木谷「なんとまあ、大胆な戦術で。とりあえず、“Journey”の馬券を発表しますね。◎アイアンクロー、○モズスーパーフレア、▲フローラルシトラス、注バーニングペスカ、△アサクサゲンキ、△シトリカ。“◎と○は前走の内容から同程度の評価だが、同程度ならば2戦経験したアイアンクローを上と評価した。あとは藤田菜々子騎手の重賞初勝利に期待してフローラルシトラス、活躍しそうな名前をしているバーニングペスカを次点とした”とのことです。買い目は、まず【14】【11】の3連複2頭軸で、【1】【4】【10】【17】へ300円ずつ。そして馬単で、【14】を頭に【11】【1】【4】【10】【17】へ、【11】を頭に【14】【1】【4】【10】【17】へ、そして【14】の2着付けで【11】【1】【4】【10】【17】が頭を、それぞれ500円ずつ。最後に【4】の単勝を1300円です」
デスク「じゃ、堀、頼んだぞ。俺をロシアへ連れてってくれ」
堀「任せてください。1年前の今頃は同じ立場だった学生たちに、入社して5ヶ月の成長した姿を見せ付けてやりますよ。というわけで、◎はシトリカ、○はモズスーパーフレアであとは省略です。馬券は、まず【1】【11】の3連複2頭軸で、相手総流しを300円ずつ。そして馬単で、僕は【11】を2着付けにして、頭が【1】【8】【9】【10】【13】【14】【17】を700円ずつ。最後に【1】-【17】のワイドを300円です」
木谷「“Journey”も“活躍しそうな名前で”なんてブッ飛んだコメントを寄せてくれましたが、堀の馬券も僕の誕生日馬券以上の攻め方ですね。ともに、【11】絡みの当たりそうな馬券はあるんですが、もう“引き分け”は勘弁してほしいですよ」
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