8枠を引いた有力馬に朗報、高松宮記念は外枠有利

　また、近２走で重賞連対実績があることがひとつの目安。例外は３年前の勝ち馬カレンチャンのみ。今回のメンバーではこの条件だけで半数以上がふるいにかけられる。ひとつ気になる点といえば、休み明けとなるストレイトガール。過去10年、高松宮記念で３ヵ月以上の休み明けだった馬は〔０.２.０.１１〕。ただ、２頭いる２着馬はどちらも牝馬で、ストレイトガール自身も昨年のスプリンターズＳ２着は３ヵ月の休み明けだったのだから、そう気にする必要はなさそう。

結論

◎ダイワマッジョーレ
○ストレイトガール
▲アンバルブライベン

日経賞

　12頭立てと落ち着いた頭数になったが、古豪と新興勢力が入り混じってレベルは低くないメンバー構成。当レースの過去５年を振り返ると、前走６着以内が必要な条件。例外は１～２着馬に１頭ずつで、過去10年まで広げても１～３着馬の30頭中27頭がこれに該当する。

　前走のグレードも重要なポイントで、
前走ＧI組〔２.２.０.６〕連対率 40.0％
前走ＧII組〔２.３.３.２１〕連対率 17.2％
前走ＧIII組〔１.０.２.１６〕連対率　5.2％

　レースの格が上がるほど、その信頼性が増している。

　今回のメンバーで唯一、前走がＧIで６着以内というのがサウンズオブアースだ。ちなみに、過去５年間で菊花賞から有馬記念に臨んだ馬は４頭いるが、12年１着、13年１着＆５着、14年２着。有馬記念と同舞台、ＧIIの日経賞なら有力と判断できる。そして、次点の前走・ＧII６着以内という条件を満たすのは４頭。これを相手に抜擢したい。

結論

◎サウンズオブアース
△アドマイヤデウス
△クリールカイザー
△フラガラッハ
△ホッコーブレーヴ