キセキは支持伸びず ◎の数でレイデオロと並んだ「対照的な馬」とは…
◎の数では最多タイ 紅一点リスグラシュー
デスク「TMの◎の数で見ると、レイデオロと並ぶ支持を受けているのがリスグラシューだな」
板子「レイデオロの内弁慶ぶりとは対照的に、リスグラシューは海外でも崩れず走っていますし、コースや馬場を問わずに力を出せるのは大きな強味ですね。一週前の坂路で51秒台を叩き出したのに加え、レーン騎手が跨いだ最終追いも迫力十分で、海外遠征帰りを感じさせない動きです。紅一点となりますが、ヒケは取りませんよ」
小桧山「実際に海外帰りだった2走前も2着とクリアしているわけだし、とにかく出てくれば頑張る、タフで丈夫な牝馬だからな。阪神コースもGIでの2戦を含めた6戦全て馬券圏内という安定ぶりだし、このメンバーでも崩れることはないだろう」
中邑「リスグラシューの近走では海外での2戦もさることながら、僕は2走前の金鯱賞の内容を高く評価したいですね。勝ち馬ダノンプレミアムや3着エアウィンザーが4コーナーでは内目を回っていたことを考えると、大外を回っての2着は相当な強さです。来日して3ヶ月足らずで、先週まで30勝を挙げて大ブレイクを果たした鞍上とのコンビも心強いですね」
久光「前走のクイーンエリザベスII世カップにしても、着順は立ち回りの差で、最も強いレースをした印象を受けましたよね。決め手堅実でポカがない反面、勝ち味に遅い嫌いはありますが、前々で立ち回る馬が揃って展開も向きそうな今回は、最後のひと脚が生きるのではないでしょうか」
細川「そのここ2戦も含めて、ほとんど負けても勝ちに等しい内容の競馬を続けている馬ですからね。関西の梅雨入りが遅れているとはいえ、かなり暑くなってきている中で、前走で香港の蒸し暑さを経験しているのも強味でしょうし、メンバーで唯一、この2200mでGIを勝っている点も強調材料です」
デスク「さっき直ちゃんが来年以降に期待すると言ったエタリオウは、関東本紙の武井が◎。前走の天皇賞で少し株を落とした感も否めないが…」
武井「前走の敗因については位置取りが全てでしょう。勝ったフィエールマンは菊花賞ではハナ差でしたし、そこで4着だったブラストワンピースが有馬記念を勝ったことを考えても、エタリオウは本来の走りができれば、ここでも勝ち負けできる力があることは明白です。2走前の日経賞では掛かるくらいの行きっぷりを見せており、意識的に下げさえしなければ流れに乗って競馬ができるはず。巻き返しに期待します」
加茂「今回は何と言っても、何をしてくるかわからない鞍上が魅力やろ。いかにも手が合いそうなイメージはあるし、天皇賞での惨敗からゴールドシップを勝利に導いた横山典騎手が、同じステイゴールド産駒のエタリオウで、というシーンが目に浮かびますわ。最強の1勝馬、という有難くない異名も、ここで返上できるんとちゃいますか」
那谷「確かに注目点は横山典騎手への乗り替わりで、1週前の追い切りも最初から人馬のコンタクトが見事で、かつてないくらいスムーズな動きに映ったよ。追い切り後に囲むと“とにかく背中が良くていい馬。これといった癖もなかったし、乗りやすかった”と言っていたし、ゴールドシップと比べても、イメージほど乗り難しくはないんじゃないかな」
デスク「あとは、ずっと長丁場を使ってきた馬だけに、2200mへの対応も鍵になると思うが」
那谷「距離については、天皇賞の時にミルコが“距離が長いね”と言っていたことを思い出すよ。おそらくその心配がああいう極端な乗り方になったんじゃないかと思えるし、陣営も適性は2000~2500mくらいと見ているんだ。“発想力や実行力が豊かなジョッキー。GIを勝つ力は持っている馬なので、どんなレースをしてくれるのか楽しみ”と、期待を寄せていたよ」
田崎「僕はエタリオウを“抜け”にしたんですが、いまだ最善の戦法が見つかっていない中で、どんな競馬をするのか?というのは、けっしてプラスに考えたくはないですね」
前田(競友)
京阪杯(GIII)
払戻金 7万7700円
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前田(競友)
11/23(土)東京10R
払戻金 12万5320円
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馬場TM
11/23(土)東京6R
払戻金 15万4100円
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菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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三代川編集
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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