3年連続の波乱もあるか レパードSの穴候補はこの2頭
前夏の新潟で行われるダート重賞、レパードS。次世代のダート界を担う若き3歳馬達が砂上で火花を散らし合う。今年こそ順当決着か、またしても波乱に終わるのか?
1番人気が強いレースだが…
世代のダート王を決める一戦、ジャパンダートダービー(JDD)から臨戦してきた馬が過去10年で〔5.2.2.15〕。その一方で、前走が500万だった馬が〔0.2.0.23〕だから、実績馬が順当に結果を出す傾向にある。
人気別成績(過去10年)
1番人気〔5.1.3.1〕
2番人気〔3.1.1.5〕
3番人気〔0.3.0.7〕
4~5番人気〔1.1.0.18〕
6~10番人気〔0.3.4.43〕
11番人気以下〔1.1.2.41〕
1番人気が馬券圏外に沈んだのも、前走・JDD組が馬券に絡まなかったのも昨年が初めて。特にここ2年は波乱度が一気に上昇し、一昨年は11番人気・12番人気での決着となり、馬連はまさかの95320円。昨年にしても5番人気・10番人気のワンツーで馬連は2万超えとなった。
今年のメンバーを見渡すと、実績的にはJDD2着のデルマルーヴルが最有力。2勝クラスを勝っている馬が5頭いるが、その一方で世代限定のOP特別を勝っている馬はゼロ。今年も波乱の香りが…?
穴で狙える馬の条件とは?
今年も荒れる、と仮定して考えるなら、まずは近2年を振り返るのが先決。過去2年の連対馬は以下の通り。
レパードSの連対馬(過去2年)
2017年
11番人気1着 ローズプリンスダム 前走・JDD8着、前々走・鳳雛S1着
12番人気2着 サルサディオーネ ダート1800m〔2.0.0.1〕→2勝はともに逃げ
2018年
5番人気1着 グリム 前走・ユニコーンS9着、前々走・青竜S1着
10番人気2着 ヒラボクラターシュ ダート1800m〔2.1.0.2〕→2勝はともに先行
近2年の勝ち馬はOP特別を勝って重賞に挑戦するも敗退、そこで人気を落としていた馬が鮮やかに巻き返しての勝利という図式。ただし、今年はこのパターンに当てはまる馬はいない。
2着馬に目を向けると、共通点はダート1800mで2勝を挙げ、その時の脚質は逃げ~先行であること。実績的には見劣るが、距離適性と脚質でポイントを稼ぐ、というパターンだろう。今年のメンバーでこれに当てはまるのはアヴァンセとハヤブサナンデクン。意外と人気になる可能性もあるが、優馬紙面上では印が薄いこの2頭。穴候補と言っていいだろう。
注目馬
アヴァンセ
ハヤブサナンデクン
宮崎(競友)
阪神ジュベナイルF(GI)
払戻金 49万7300円
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武井TM
阪神ジュベナイルF(GI)
払戻金 18万7650円
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三代川編集
香港マイル(GI)
払戻金 40万3700円
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土屋(競友)
カペラS(GIII)
払戻金 17万4600円
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宮崎(競友)
チャンピオンズC(GI)
払戻金 54万1500円
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