不安の声もあるミラアイトーンだが、浜中は「この馬と一緒に…」

優馬TM座談会
北九州記念

皐月賞「22万9700円」的中! プロ予想家40人集結、優馬プレミアム。

されど人気通りに収まらないハンデ戦 波乱の歴史を継ぐ馬は?

市場「昨年の小倉2歳Sを制したファンタジストは、マイルでも距離が長いと思えた馬ですが、さらに1ハロン長いスプリングSでアタマ差2着に好走したのは、能力の高さ以外の何モノでもないと思います。調教で動く馬とはいえ、坂路51秒台を3週連続でマークし、しかも今週はラスト11秒台とキッチリ仕上げられた印象。GI以外では崩れ知らずの馬ですし、適距離に戻っていきなり結果を出してほしいですね」

加茂「やっぱり、ファンタジストは折り合いを気にせず走れる1200mがベストの馬。同世代で人気の一角でもあるディアンドルにデビュー戦で唯一の黒星を付けた馬でもあるんやし、この舞台なら期待できるやろ」

桜井「梅田智師も“スプリングSで結果が出たので皐月賞にも駒を進めたが、血統や気性、そして体型や走法からも、本質的には短距離馬だと思っていた”とのことです。ただ、小倉2歳S勝ちの舞台とはいえ、それ以来、約1年ぶりの1200m戦でもあるので、ペースの違いに戸惑わないかの不安もありますね。レースセンスの高さで、どこまで対応できるかが鍵となるでしょう」

ファンタジスト

初重賞Vの舞台に戻ってきたファンタジスト(撮影:日刊ゲンダイ)

中邑「同じ3歳勢ですが、ディープダイバーも力の差はないと見ていいはずです。前走の葵Sは、内でゴチャつきモマれる展開となり、全く流れに乗れなかったにもかかわらず、コンマ3秒差4着なら、むしろ改めてスプリント適性の高さを示したと言えます。その前走から4キロも斤量が軽くなるのは、勝ったディアンドルとの比較でも有利な材料となりますし、古馬相手でも一発は十分と判断しました」

細川ディープダイバーは、当初はセントウルSでの復帰を目標としていたんですが、放牧先での回復が早く、ココを使うことになったそうです。それだけ状態が良い、と見ていいわけですし、僕も勝負になると思っていますよ」

デスク「ただ、そんな細川がそれ以上の存在と見て◎を打ってきたのがカラクレナイだな」

細川「前走は、3歳春のフィリーズレビュー以来となる久々の勝利でしたが、折り合いさえ付けば前走くらい走っても全く不思議はない馬だったんですよ。賞金加算ができたことで、重賞のここにも駒を進めることができたわけですし、この馬の勢いにも注目すべきです」

桜井「前走ではそのカラクレナイにアタマ差の2着だったアンヴァルですが、1週前にハードな追い切りを済ませ、直前は輸送を考慮して馬なりでサッと、という予定通りの調教メニューを消化して態勢は整ってますね。直線がフラットなコースの1200mというのはベストの条件ですし、実績から言っても浮上の余地は十分ありますよ」

デスク「まぁ、“連勝中の馬は負けるまで買うべし”という競馬の格言から、軸はどっちかだと思うんだが、斤量や枠順を考えると、ディアンドルの方に分がありそうだな」

木谷「なんか、“連勝中の馬はデスクが買うと負ける”という格言もありそうですが、僕はファンタジストですね。デスクの◎ディアンドルに唯一、土をつけた馬ですから、馬券の当たり外れは兎も角、せめてディアンドルには先着してほしいです」

デスク学生さんとの“馬券対決”もクビになったことだし、ここは木谷と“アトサキ”対決でもやってみようか。缶コーヒー1本くらい賭けて」

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