フィエールマン◎「抜けている」 フィエールマン無印「適性が…」

優馬TM座談会
札幌記念

きさらぎ賞 6人気3着クールミラボー◎で的中 プロ予想家40人集結、優馬プレミアム。

昨年もGI馬たちを撫で切った サングレーザーが牙を剥くか

広田「僕は、今年と同様にGI馬が揃った昨年、ダービー馬マカヒキを差し切ったサングレーザーの連覇に期待します。その昨年同様の調教メニューを消化して、態勢をキッチリ整えてきましたし、馬込みでもヒルむことなく洋芝適性が高い馬。一瞬の決め脚は今年のメンバーでも見劣らないと思います」

落合「メンバーのレベルは昨年より高いと思うけど、サングレーザーの札幌で3戦3勝の実績は、いずれも初コースとなる4歳のGIホースたちには脅威となるだろうな」

小桧山「浅見助手も“狭いところに入っても臆することなく、1頭分のスペースから伸びてきたように、気持ちの強さがある”と、昨年の内容を評価していたし、“ここ何戦かは、放牧先から体が大きくなって戻ってきているので、ビシッと追えるし、そのあたりが成長なんだろう。良い状態には持って来れたよ”とも。ロスなく追走ができて、昨年と同じ競馬ができれば、当然勝ち負けになって不思議はないよな」

木谷「台風の影響が日曜にどれだけ残るかは微妙なところですが、サングレーザーは重~不良〔1.1.1.0〕で、馬場が渋ってもOKなのは心強いですね」

サングレーザー

GI馬4頭の前に立ちはだかるか、連覇を目指すサングレーザー(撮影:日刊ゲンダイ)

瀬古「僕はクロコスミアを狙います。驚異的なレコード決着での3着だった前走のヴィクトリアマイルは、4・5着がGI馬だったことを思えば、改めて“GI級”の実力を示してくれました。ここは6着だった昨年同様の始動となりますが“去年もいい状態で使えましたが、ドバイ帰りだったことを思えば、今年の方がいいかもしれません。レースに関しては鞍上に任せていますが、行けるなら逃げてもいいですし、前走のような立ち回りもできるので、リズム良く走らせたいですね”と、北添助手。最大目標は2年連続で2着のエリザベス女王杯ですが、自分のリズムで走れた時は実に粘り強い馬ですよ」

デスク「4歳勢の影に隠れた形だが、実はもう1頭いるGI馬、ペルシアンナイトには、馬場ちゃんが敢然と◎を打ってきたな」

馬場ペルシアンナイトの前走は、論外と言える不利。2走前も展開が向かな過ぎただけで、力に衰えはないと思います。休み明けは走らないイメージもある馬ですが、3ヶ月ぶりだった3走前の金鯱賞は好メンバーとベターではない左回りでの4着、4ヶ月半ぶりだった昨秋の富士Sも59キロを背負って直線で不利がありながら5着ですから、けっしてダメなわけではないですからね」

小桧山「これまた初の洋芝が鍵となるけど、本馬場での最終追いを見る限りでは問題はなさそうだな。今回は初めてブリンカーも着用して臨むわけだけど、調教では効果が見られるようだし、実戦でも生きて集中力が続くようなら、変わって不思議はないよ」

落合「能力が明らかに足りない馬ならまだしも、GIを勝っている馬がブリンカーを着けてきたのなら、マークすべきだぞ」

木谷「馬場さんには申し訳ないですが、ペルシアンナイトはいつもの休み明けよりは間隔が短いとはいえ、中10週以上〔0.0.0.4〕と久々は全く結果が出ないタイプですからね。近走は乗り難しい面も出てきているように思えるので、今回も静観しておきたいです」

デスク「そんな木谷は、馬場ちゃんの担当厩舎で馬場ちゃんが◎を打たなかったランフォザローゼスに◎か。喧嘩を売っているわけではないよな」

木谷「勝ち鞍は新馬戦のみという3歳馬ですが、コーナー4つの右回り2000m戦は3~4走前が負けて強しのレース内容でした。ダービーも7着とはいえ、3着のヴェロックスとはコンマ2秒差。青葉賞~ダービーと厳しい流れのレースを経験してきていますし、古馬一線級とも戦える存在だと思います。祖母エアグルーヴは札幌記念連覇という血統でもありますしね」

馬場「さすがにこれだけ相手が揃うと、僕は“注”を打つのが精一杯でしたが、“体つきが大人っぽくなってきたし、牧場から乗り込んでいて息もデキているよ。今週の追切りでも前半はのんびりしていたけど、併せてからは良い反応で態勢は整ったね。右回りは経験済みだし競馬が上手なのでこの舞台にも対応できると思う”と、陣営の感触は良かったですよ」

木谷「あと、オーストラリアの女王ウィンクスの2着、というクルーガーの前走は素直に評価できると思います。2000m戦なら好位で運べる馬ですし、オーストラリアでの2戦が重、稍重での好走だったのに加えて、この舞台での勝ち鞍もありますしね」

瀬古「そのクルーガーの前走は、ベリー騎手からの進言があって、距離を延ばして連闘に踏み切ったとのことでしたが“状態が上がっていましたし、色々と噛み合ってくれました”と、担当の松井助手は振り返っていました。今回は放牧先からの札幌入りで、速い時計は2本だけですが、丸山騎手が乗った最終追いでは反応良く伸びて、久々を感じさせない動きでしたね。パワーを要すオーストラリアの馬場で好走できたんですから、台風の影響が残りそうな馬場もプラス材料でしょう」

デスク「あと、データ上で侮れないのが函館記念組なんだけどな」

広田「3着だったステイフーリッシュは、少し追い出しを待った結果、マイスタイルに逃げ切りを許してしまいましたが、それもふまえて“3角から進出して早目に先頭に立つくらいの思い切った競馬を”と、担当の藤田助手も作戦を練っている様子でしたね。“落ち着きが出てきたし、前回よりは体調も良い”とのことですし、ヨーイドンの瞬発力勝負では分が悪そうですが、作戦通りの競馬で展開利も生まれれば、粘り込む余地はありそうです」

デスク「実は、俺が軸馬にしようと思っていたのがサクラアンプルールなんだ。何よりおととしの覇者だし、今年の日経賞の走りを見ても衰えはないと思うんだが」

板子「池上助手によると“今回は少し硬さがあり本調子とは言えないかな。普段よりうるさい面はないんだけど、攻め馬で他の馬に交わされても、ムキになって差し返そうとしないんだ”とのことです。おととしの覇者とはいえ、当時は珍しくGI馬が不在の年でしたし、これだけメンバーが揃えば、陣営が慎重な姿勢を崩さないのも無理はないですね」

木谷「デスクの年寄り好きはよーく存じ上げてますが、ここは若さに期待しませんか? 僕と一緒に3歳馬で勝負しましょうよ」

デスク「俺と木谷が同じ馬を買うとロクなことないからな。だったら、人気でも木谷が抜けにしたフィエールマンを買っとく方が賢い選択か」

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