秋の府中はディープ祭り! ハイレベルな毎日王冠をデータでディープに検証
京都大賞典
10頭立てという少頭数のレースになったが、GI馬が3頭と決して手薄なメンバー構成ではない。長距離戦だけにペースや展開次第という面もあるが、同じ10頭立てだった2010年のように、意外と逃げ馬がペースを吊り上げてペースが速くなることも。京都大賞典の過去5年の結果から、馬券のポイントは以下の通り。
年齢
4歳〔2.3.1.8〕 連対率35.7%
5歳〔3.1.2.13〕 連対率21.1%
6歳以上〔0.1.2.18〕 連対率4.7%
前走別成績
宝塚記念〔2.1.1.5〕
新潟記念〔2.0.0.5〕
札幌記念〔0.1.0.2〕
天皇賞(春)〔0.0.2.2〕
OP&条件戦〔0.1.0.10〕
- 1~3着馬の15頭中9頭が菊花賞出走馬
- 1~3着馬の15頭中12頭が京都の外回りコースで勝利経験
6歳以上の馬をカットすれば馬券候補は5頭と、出走馬の半分に絞られる。菊花賞での成績が直結するレースでもあり、菊花賞馬オウケンブルースリが4年連続で馬券に絡んだり、菊花賞3着のトーセンラーが昨年、一昨年と3着に入っているのが良い例。となれば軸は菊花賞2着のサウンズオブアース。京都の外回りでは勝利経験こそないものの、菊花賞の他にGII京都新聞杯でも2着がある。菊花賞にしても勝ち馬より速い上がりを使っており、舞台適性はかなり高い。前走が天皇賞(春)だった馬は過去5年で3着2回だが、「同年の天皇賞(春)に出走」という括りにすれば、3勝2着1回、3着3回となる。
京都芝2400m(10頭立て以下、2010年以降の全34R)
川田J〔6.1.3.5〕勝率40.0% 連対率46.7% 複勝率66.7%
→ラブリーデイ
武豊J〔4.2.0.2〕勝率50.0% 連対率75.0% 複勝率75.0%
→ラキシス
芝2400m以上のOP・重賞(2010年以降)
ハーツクライ産駒〔7.13.5.38〕勝率11.1% 連対率31.7% 複勝率39.7%
→ワンアンドオンリー、レコンダイト、カレンミロティック
相手には残った4頭の中から、前走・札幌記念のラキシス、前走・宝塚記念のラブリーデイを挙げたい。ワンアンドオンリーは京都の外回りで勝利経験がないのがやや気になる。年齢や臨戦過程に拘らなければ、穴にレコンダイトやカレンミロティックも面白いが、頭数的に点数はあまり増やしたくはない。高配当を狙うなら手を出しても良いかもしれないが…。オウケンブルースリやトーセンラーがこのレースで2~3着ゲッターだったことを考えると、サウンズオブアースは1着付けよりも馬連や3連複で買った方が良いだろう。
結論
◎サウンズオブアース
△ラキシス
△ラブリーデイ
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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