「火花バチバチ」GI級5歳と強い4歳 優馬TMが世代間バトルを熱論

日曜の中山では、今後の古馬の中長距離路線を占う重要な一戦、アメリカジョッキークラブカップが行われる。注目はGIでの好走歴がある5歳馬リアファルと強い4歳を代表して出走してきたゼーヴィント。GIIらしいハイレベルなメンバーが集まった一戦を、優馬TM(トラックマン)陣が熱論!

優馬TM座談会
アメリカジョッキークラブカップ
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TM人気は二分 5歳リアファルVS.4歳ゼーヴィント

デスク「ここはTMの重い印が5歳馬リアファルと、4歳馬ゼーヴィントに集中して、人気も二分しそうだが、本紙武井は年長のリアファルが優位と見たんだな」

武井「菊花賞では、キタサンブラック、リアルスティールという同世代のトップホースと互角に渡り合った馬ですから、無事であればGIはすでに勝っていた可能性がありますね。1年近くものブランク明けとなった前走の金鯱賞は、上がりの速い競馬となってキレ負けした形でしたが、それでもコンマ2秒差5着なら底力を示したと言えますし、実戦を一度使われての上積みに加えて、上がりのかかる今の馬場状態なら、勝負になるはずです」

大江原リアファルにとって、まともなら菊花賞でも差がなかったタンタアレグリアあたりが強敵となるんだけど、久々で割り引きが必要だし、今回のメンバー構成なら◎は譲れないよな」

小野智ゼーヴィントも、体調面で少し不安アリ、との情報を小耳に挟みましたし、私もリアファルでしょうがないかな、と思ってます」

デスク「とはいえ、当のリアファルも脚元の不安で長く休んでいたんだし、何ら心配がないわけでもないよな」

瀬古「前走後は、一旦ノーザンファームしがらきへ移されて脚部の精密検査を受けたそうですが、何にも問題がなかったそうです。成長分を見込んでも太かった馬体を絞るため、中間はプール調教を併用して調整されていますし、最終追いでは坂路で自己ベストをマークしたように、状態は間違いなく上がっていますよ」

坂倉「これほど長く休んでいた馬ですから、何か不安があったら大事を取るはずです。出走に踏み切ったからには、信頼していいと思いますよ」

リアファル

長期休養明けを叩いて状態が上がっている5歳馬リアファル(右)(撮影:日刊ゲンダイ)

デスク「対して、ゼーヴィント◎の面々だが、さっき智美から出た“不安説”はどうなのよ」

西田「陣営への取材では、そんな雰囲気はありませんでしたよ。勝ち馬にまんまと逃げ切られた前走の福島記念も、悲観すべき内容ではありませんでしたし、今回のメンバーに入っても力は見劣らないと思います」

久光「中間の調教を見る限り、僕も万全の態勢に見えますが…。かねてから最強世代と言われてきた4歳馬ですが、有馬記念をサトノダイヤモンドが制しただけでなく、京都金杯をエアスピネルが、そして先週の日経新春杯はワンツーでしたからね。成長を促しながらでクラシック出走こそなかったゼーヴィントですが、セントライト記念で皐月賞馬とクビ差なら、強い世代の強い一頭、と数えていいでしょう」

佐藤直「日経新春杯なんかは、ワンツーのみならず、4・5着も4歳馬だったからな。勝ちに動いたゼーヴィントのセントライト記念は、負けて強しと思える秀逸な内容だったし、コース適性もかなり高いと見ていいぞ」

伊利「昨年のこのレースの勝ち馬は父がディープインパクトで、2着馬の父はブライアンズタイム。その両方の血を父母から継いでいるゼーヴィントは、血統的にも舞台の適性が抜群と判断できますよね」

守屋「僕は、休み明けが割り引き材料ともなっているタンタアレグリアに敢えて◎を打ったんですが、復帰が遅れたとはいえ態勢は整っていると思います。馬体増での出走になりそうですが、国枝師は“全く太くは見えないよ”とのこと。思えば、ダービーはおろか、菊花賞やダイヤモンドSのときでも“本当に良くなるのはもう少し先”と、師は常々言っていましたが、体が大きくなり、いい成長カーブを描いてきたのかもしれません。内枠の行った行ったの競馬で決まった中、後方から猛然と追い上げての4着だった前走の天皇賞は評価できますし、中山では過去2戦とも掲示板に載ってませんが“成長した今なら大丈夫だと思う”という師の言葉を信じたいですね」

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