本紙田崎はハンデ51キロ馬に◎ マーメイドS座談会

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中心は重賞ウィナー されどハンデが微妙

デスク「例年以上に掴みどころのないメンバー構成だと思うけど、取りあえずは今年重賞を勝っている2頭が中心、と見ていいんだろうか」

加茂「中山牝馬Sでようやくの重賞制覇を遂げたトーセンビクトリーやけど、6着に終わった前走の阪神牝馬Sは、道悪とマイルの適性の差が出ただけやと思います。全6勝が1800~2000mで、ベストの条件に戻れば、トップハンデの56キロでも負けられんメンバーのはずですわ」

広田「3歳時にローズSで3着もあった馬ですが、当時よりも落ち着きが出てトモもしっかりしてきたようですね。折り合い面でも進境が窺えますし、手頃な頭数で楽に好位で運べそうな今回のメンバーなら、2走前の競馬を見直す手でしょう」

桜井「陣営は“ハンデは見込まれた”と渋い表情でしたが、今回のメンバーでは実績で最上位と言えますし、仕方ないでしょうね。前走はヴィクトリアマイルへの挑戦を視野にマイル戦を使われたものでしたが、やはり忙しい流れに戸惑いがあったようですし、陣営がすぐに目標をここに切り替えたのも頷けます。このレースではハンデ頭が不振というデータもありますが、かと言って特に死角が見当たらないことも確かですよ」

トーセンビクトリー

前走ヴィクトリアマイルでは6着に敗れたトーセンビクトリー(撮影:日刊ゲンダイ)

デスク「でも、桜井はトーセンビクトリーを○にとどめて、◎は愛知杯の勝ち馬の方なんだな」

桜井マキシマムドパリは、前走の大阪城Sで大敗を喫したとはいえ、直線で致命的な不利があった参考外と言える一戦で、不利がなければハマっていたとすら思えたほどです。阪神とはコース相性もいいですし、トーセンより1キロ軽いハンデならこちらを信頼すべきです」

瀬古「前走は不利に加えて、レース後に捻挫が判明したほどですから、度外視できますよ。幸いにして症状は軽かったようで、休養もリフレッシュ放牧と言えるものですが、最終追いの坂路で、ラスト馬なりで11秒8なら、申し分のない仕上りと見ていいですね。2000mで1分57秒1という一番の持ち時計に加えて、渋った馬場にも良績のある全天候型なら、たとえ雨が降ったとしても何の不安もないですよ」

デスク「その今年の重賞を勝っている2頭に遜色のない実績と思えるのが、今年の重賞3戦全て僅差の3着というクインズミラーグロだが、これは菅しか◎がいないのか」

「関西馬で状態が良いと言えるのは、直前のチェックができなかったアースライズを除けばトーセンビクトリーぐらいのもので、だったら、いつも通り“状態が良い馬に◎”で祈るのみなんですが、何せこのレース、トップハンデ56キロの馬に祈りを捧げるのも…という傾向ですからね。となると、レースぶりを考えても状態が良いと想像できる関東のクインズミラーグロで仕方がないかと」

小野智「その状態に関しては、前走後はハナからここが目標でしたし、久々にウッド調教も取り入れたことで“今までより動ける態勢”と、和田道師もご満悦でした。惜敗が続いていますが、前走なども“仕掛けのタイミングの差”で、この馬の評価を下げる結果ではないですからね。着順が上がることはあっても、下がることはないと思いますよ」

須藤アースライズは、準オープンの身で54キロというのは、一見すると背負わされ過ぎなんですが、3歳時にはオークスと秋華賞で掲示板に載るなど重賞で再三の好走実績がある馬ですからね。長いブランクがありましたが、以前よりも馬体がしっかりして追い切りでもパワーアップした姿を披露しているので、ここでも何ら見劣らないと思います」

吉田アースライズは、3歳時にこのレースで49キロの恵まれたハンデで9着と惨敗してますが、当時はオークス後の中2週という過酷なローテーションやったもんで、仕方ないですわ。ただ、当時から使い減りするタイプだったので、前走から3ヶ月あけて使ってきたことは、間違いなくプラスや思います」

細川「1000万に降級しての順当勝ちだった前走は、着差こそ僅かでしたが、1年近い長休明けだったことを考えれば、重賞級の能力を示す内容だったと思います。陣営は“好結果が出てくれれば嬉しい”という控えめな構えですが、実際の重賞実績を考えれば、普通に勝ち負けになるはずですよ」

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