【エルムS】昨年覇者タイムフライヤーの巻き返しの可能性は!?

調教班レポート
エルムS
 滞在する函館からエルムSの注目馬を紹介。昨年の覇者のタイムフライヤーは巻き返しを図るべくダートコースで入念な調整。2週続けて1F11秒7を馬なりで楽にマークして、鋭さが増してきた。前走は外枠から壁を作れず引っ掛かってしまったが、本来得意とする1700m戦で、内目の枠なら一変できる状態にある。
 
タイムフライヤー

GI馬タイムフライヤーが巻き返しに燃える

 昨年同2着のウェスタールンドは栗東の坂路でビシッと追った後に函館へ。6Fからの長目のメニューを消化して、終いまでしっかりとした伸び。余裕のあった体が締まって、久々を使った効果は十分に感じられる。

 
 久々となるアメリカンシードは坂路とコースを併用しての仕上げ。帰厩2本目に楽に52秒台で動き、直前は終い11秒8の鋭さ。9分近いコンディションにあると見て良さそうだ。
 

筆者:


美浦時計班・坂路コース担当。馬券は馬連とワイドがメイン。堅い軸馬を探し相手を絞り込めた時が勝負で、買い目は1~2点が多い。