断然人気ルージュバックは、鞍上戸崎が泣いて信頼度UP
復活を期すルージュバックに賛否両論
デスク「一筋縄では行かない、というか、何が来てもおかしくないというイメージのある重賞だが、今年は意外と印も散っていないんだな。中でも、本来はこんなところを使う馬ではないとも言えるルージュバック。本紙武井も自信の◎なのか?」
武井「札幌記念を回避して秋華賞も使えず、ぶっつけとなったエリザベス女王杯でコンマ1秒差4着。有馬記念も、内を回った馬が上位を占めた中で、外を回ってコンマ5秒差なら着順ほど悲観する内容ではなかったと思います。牡馬を含めても現役トップクラスという実力評価に変わりはありませんし、ここは力の違いを見せてくれるはずですね」
守屋「美浦トレセンに入厩して10日余りでの競馬は、オークス時以来となりますが、ミッキークイーンの2着と結果を出しているわけですし、大竹師も“有馬記念で少し重いイメージがあったので、今回は牧場でもシッカリ乗ってもらって意識的に体を絞った”とのことで、オークス時同様、牧場と密に連絡を取っていたようです。以前から“本当に良くなるのは古馬になってからかも…”と口にしていたことも確かなので、自身以外の重賞勝ち馬が4頭しかいない、というメンバーのここでは、人気馬受難の重賞でも取りこぼすわけに行きません。勝ってヴィクトリアマイルへ、です!」
坂倉「ただ、美浦トレセンでジックリ乗り込んだ方がいいというタイプではないにしろ、やっぱり、いわゆる“10日競馬”というのは、今ひとつピンと来ないんですよね」
佐藤直「毎度のこととはいえ、ルージュバックはベストの状態とは思えないね。実力を考えれば、○より下の印には落とせないんだけど、初めて背負うトップハンデの56キロも不安だよな」
小野智「戸崎圭騎手には、ぶっちゃけどうなのか聞いてみたんですが“有馬で勝てると思っていたから、あの結果にはガッカリしましたよ。もう、この馬、わかりません(泣)”と。なのに、私も◎を打ったのは、この“泣き”が出た時が一番来るパターンだからなんです」
デスク「そのルージュバックに不安を覚える坂倉と直ちゃんが、揃って◎に指名したのはシュンドルボンなんだな」
坂倉「前走の愛知杯は、途中からペースアップした特殊な流れで、やや早仕掛け気味に動いて直線で一旦先頭に立ったもの。最後は伸びあぐねましたが、最もキツイ競馬をしてコンマ6秒差なら評価は下がらないと思います」
佐藤直「コーナー4つの1800mというのは、おそらくベストの条件だと思うんだ。昨年夏以降の充実ぶりは本物と言えるものだったし、54キロなら勝負になるよな」
清野「前走はGI挑戦後に一息入れて臨んだものですし、力負けとは言えない内容なら1番人気も伊達ではなかったと思います。終い重点ですが絶好の内容だった追い切りから、状態面の上積みも見込めるはずですね」
西田「矢野英師も前走に関しては“イメージ通りの競馬ができなかった”と、納得が行かない様子でしたし、“今回は重厚感があって、この馬のピーク時に近い動き。満足のいく仕上り”とのことなら、巻き返しムードも十分です。エリザベス女王杯では、直線で一瞬突き抜けそうなシーンも作りましたし、ルージュバックとのコンマ1秒差も、ハンデ差で埋まるのではないでしょうか」
久光「メンバー中、11頭もの馬が出走していた愛知杯を、どう読み解くかが一つの鍵となる一戦だと思いますが、そこで最も力を発揮できていなかったのがハピネスダンサーです。直線で外からの圧力を受けて完全に進路を失い、あわや落馬レベルの不利でしたからね。前走の小倉大賞典でも、仕掛け遅れ気味で勝負どころからポジションを落としながら、直線で盛り返してのコンマ2秒差なら内容は上々です」
広田「その前走も直線で少し窮屈な場面がありましたし、吉田隼騎手も“もう1度乗りたい”と、中京参戦予定を変更しての志願騎乗なんですよ」
小島「牡馬の強敵が揃っていた前走であれだけの走りを見せたんですから、牝馬同士のGIIIは勝てるレベルにあると見ていいはずですよね。斤量も1キロ増とはいえ、53キロなら他馬と比べるとオイシイですよ」
伊利「中山では3歳時にミモザ賞を勝っていますが、これは牝馬500万特別とはいえ、オークスを目指す素質馬が揃うハイレベルなレースです。中山の適性も高いと見ていいでしょうね」
前田(競友)
11/23(土)東京10R
払戻金 12万5320円
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馬場TM
11/23(土)東京6R
払戻金 15万4100円
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菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
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三代川編集
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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