サマースプリント王者の座は… セントウルSを優馬TM陣が激論!
初重賞&サマー王者を狙うフィドゥーシアに 巻き返しを期す強敵2騎
デスク「サマースプリントシリーズは、エポワスが14点でトップ。今回のメンバーでそれを上回る可能性があるのが、10点のラインミーティアと5点のフィドゥーシアだけなんだが、まあ、このレースはサマーシリーズの最終戦というより、スプリンターズSの前哨戦という色合いが濃いよな」
瀬古「勝てば文句なしのサマー王者となるフィドゥーシアですが、前走は有利な外枠を生かしきった勝ち馬の決め手に屈したとはいえ、小細工なしのレースをして持ち時計も詰めたんですから2着でも十分な内容だったと思います。1200m以下の距離では昨年の暮れから全く崩れていませんが、陣営の言葉を借りると“背腰に疲れが溜まりやすかった”ために、追い切りを坂路からCウッドコースに切り替えたのも、丁度同じ時期からでした。開幕週のスピードが生きる馬場なら、初の重賞制覇とサマー王者のダブルタイトル、そしてスプリンターズSの最有力候補の座まで奪えるはずです」
持木「人気の逃げ馬というのは、必ず目標にされる不利な面がありますが、一昨年、昨年と逃げた馬が勝っているレースでもありますし、楽に先手を奪えそうなフィドゥーシアには一目置かなければならないですね」
デスク「とはいえ、スタッフの◎の数では、ファインニードルとメラグラーナがこれを上回っているんだが」
中邑「5着に敗れたファインニードルの前走は、直線でまともに追えなかったものでしたし、2走前にこの舞台で57.5キロを背負ってタイレコードで勝った内容を見直す手でしょう。開幕週の馬場もプラスとなるはずです」
田崎「ファインニードルは、タメてキレるタイプの馬ではないですから、前走のように追い出しを待たされる形では万事休すとなったのも止むを得ませんね。とにかくスムーズなら巻き返してくれるでしょう」
那谷「ホント、北九州記念は勝ち馬のダイアナヘイローが最高に巧く乗られていたのと対称的な競馬だったよな。ただ、もともと小倉の軽い馬場よりも、急坂のある阪神での高速決着が合うタイプだし、2走前の走りができれば重賞にも手が届いていいよ」
吉田「実際、前走後にデムーロ騎手も“何もできなかった…”とコメントしてはったし、重賞で敷居が高かったとか、ジョッキーの責任とかの問題ではないでっしゃろ」
細川「陣営からも前走の無念さは伝わってきますね。この中間はいったん気合乗りが一息になったんですが、先週末あたりからグンと気合が戻って、絶好調だった前走時と変わらぬ状態で出走できるようです」
須藤「僕は同じ見直すとしてもメラグラーナの方です。前走のCBC賞は、発表こそ良馬場ですが、直前に降雨がありましたからね。この馬は少しでも馬場が渋るとダメですし、開幕週の絶好の馬場なら巻き返せるはずですよ」
桜井「実際に、乾いた良馬場の1200m戦に限ればメラグラーナは3連勝中です。条件級から一気に重賞ウィナーまで駆け上がった勢いが、ここ2走で失われたわけではけっしてありませんよ。そういった馬場への注文が付くあたり、まだ磐石とは言い難いのも確かですが、条件が揃った時の末脚の破壊力は相当なモノです。短期放牧明けでも仕上りに不安はないですし、揉まれることなく外目をスムーズに回ってこれれば、突き抜けていいですよね」
菅「メラグラーナは、気配から1週前にはもう臨戦態勢が整っていたように感じました。メンバーも楽ですから、良馬場でやれれば負けられないでしょうね」
小野智「戸崎圭騎手は“ここ2走の敗因が道悪だけとは思えないんですが…”と言っていたものの、“重賞未勝利馬が人気になるほどメンバーも落ちてますから、勝ちます、とは言い切れませんが、馬券圏内には持って来れそうな気がします”と。自信があるんだかないんだかわからないコメントですが…」
前田(競友)
京阪杯(GIII)
払戻金 7万7700円
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前田(競友)
11/23(土)東京10R
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馬場TM
11/23(土)東京6R
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菅TM
11/17(日)福島3R
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三代川編集
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