夢を見たのは一瞬だったが… 「強い競馬」で次走も狙える馬

不的中の因
函館記念

弥生賞「45万」フラワーC「14万」的中! プロ予想家40人集結、優馬プレミアム。

地力強化を示したバイオスパーク – 瀬古TM

デスク「東西ともに重賞が大荒れ決着だったこともあって、今週もまた“不的中の因”となるが、唯一、惜しかったと言える函館記念の瀬古に登場願おう」

瀬古「惜しかったと言っても、僕の◎バイオスパークは3着ですからね。複勝か、ワイドで総流しでもしない限り当たりませんが、そういう馬券スタイルでもないので…。直線を向いて一瞬だけ、馬連の相手に選んだトーラスジェミニとのシーンがあって夢を見させてもらっただけです」

デスク「ともあれ、レースを総括してもらおうか」

瀬古「まずは、“とっておき穴馬”で書いた想定通りの競馬にならなかったですね。もっとペースが落ち着くと思ってましたし、前夜に雨を貰ったことで馬場も思ったより悪くなっていました。土曜までの前残りの傾向ではなくなっていたと言えます」

デスク「そんな中で、勝ったアドマイヤジャスタは、瀬古のみならず全ての予想スタッフが“抜け”じゃ、どうしようもなかったな」

瀬古「GIホープフルSの2着馬で力があることはわかってましたし、馬具を装着して臨んだ前走で復調の兆しと、終わってみれば買える要素は見つかるわけですが、ここまで印が回りませんよね」

デスク「2着のドゥオーモは、現地での担当馬だったわけだが」

瀬古「春先に荒れ馬場の小倉で実績を残した馬だけに、陣営からも“そういう馬場になれば”というコメントを貰っていたことを考えれば驚けない結果ですが、そもそもそういう馬場を想定してませんでしたから…」

デスク「◎バイオスパークの走りについては…」

瀬古「今日のペースを考えれば強い競馬をしたと言えますし、「地力強化」という見立て自体は狂っていなかったと思います。ただ、有利と思えた内枠も渋ったことでマイナスに働いたはずですし、そういったことを考えても内容は十分に評価できますね。相手次第ですが、次も狙ってみたいです」

函館記念、瀬古TMの買い目

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筆者:


1971年東京都生まれ 1991年入社。栗東の厩舎・関係者取材を担当。予想スタイルは中穴で、馬券は点数を絞る。競馬好きだった父親の影響でこの世界へ入り、趣味は、ゴルフ、落語。

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