イスラ&モーリスは消し! ディープ産駒が強いマイルCS、データ班の最終回答は…

重賞データ攻略
マイルCS東京スポーツ杯2歳S

東京スポーツ杯2歳S

 クラシックの登竜門らしく、かなりの好メンバーが揃った一戦。2009年のローズキングダム以降、勝ち馬が毎年、皐月賞かダービーのいずれかで1~3着に入っているのだから、今年も要チェックだ。

 昨年の優馬紙面上「ワンヒント」で取り上げたのが、勝ち馬が翌春のクラシックで馬券対象になっていることを逆説的に考えて、「皐月賞・ダービーで馬券対象になる馬が東スポ杯2歳Sを勝つ」という考え方。そこでは皐月賞・ダービー1~3着馬の「新馬戦」に着目。そのポイントは以下の5点だった。

  • 1~2着
  • 1~2番人気
  • 1600m~1800m
  • 上がり3Fがメンバー中2位以内
  • 京都、阪神、東京デビュー

 昨年は上記の5点を全てクリアしたサトノクラウンとアヴニールマルシェのワンツー決着。勝ったサトノクラウンが今年のダービーで3着だから、このデータは今年も使えるとみていい。

 ただ、今年のメンバーで上記のポイントを全てクリアしているのは、アグレアーブルスマートオーディンプロディガルサンレインボーラインロスカボスの5頭。もう少し絞れるポイントが欲しい。

 当レース、過去5年の勝ち馬の共通点としては、

  • 前走1着
  • 前走3番人気以内
  • 9月以降に出走あり
  • 0.2秒差以上での勝利経験

 これらのポイントもクリアしたのは、アグレアーブルロスカボスの2頭。アグレアーブルの斎藤誠厩舎は今年の2歳戦で〔8.6.2.15〕、勝率25.8%、連対率45.2%という素晴らしい数字。ロスカボスは前走の野路菊Sで負かした2着馬が、萩Sでスマートオーディンレインボーラインを負かしている。この2頭を中心視。

結論


アグレアーブル
ロスカボス

相手
スマートオーディン
レインボーライン
プロディガルサン