“若手のホープ” 原 優介ジョッキーに迫る!
今後の飛躍が期待される 若手ジョッキーに注目!
デビュー2年目のシーズンを迎えている原優介騎手。3月14日の東風Sで自身初のオープン特別勝ちを収めるなど、今後の活躍が期待される関東の若手騎手だ。
既に知られているかもしれないが、今年に入り7番人気以下で馬券圏内に好走したケースが実に9回(4月1日現在)と、波乱を演出することが多い穴党注目の騎手。配当のみならず、最後まで諦めず追ってくる若さ溢れる騎乗スタイルで、個人的にも好きな騎手の一人である。
今週は、そんな原優介騎手の騎乗馬から自身の取材で好感触を得た注目馬を何頭か紹介したい。
まずは、今週の中山土曜日のメインレース、ダービー卿CTに出走するトーラスジェミニ。
先述の通り、前走の東風Sで原騎手が勝利へと導き、今回は続けての騎乗となる。前走を振り返ってもらったが「本来はハナに行く予定ではなかったのですが、スタートが良過ぎて、他馬が引いたこともあり先手を主張する形になりました。少し癖のある馬で、直線はフワッとしてしまう難しい面があるので、2着馬と併せ馬の形になったことが良かったですね。最後まで渋太く頑張ってくれました。中間の追い切りには跨っていませんが、普段調教をつけている助手さんから状態は変わらず良いと聞いているので、何とか結果を出したいです!」と初の重賞制覇へ意欲満々の表情だった。
続いて名前が挙がったのは、中山土曜10R葛飾特別に騎乗するラフィンクロンヌ。
中央転入後は芝を主体に使われていたが、ダートに転向してから1勝2着4回と5戦連続連対中。
「前走は本来の予定から1週延びての出走でしたが、厩舎側がしっかりと調整してくださって、状態が物凄く良かったですね。いいスピードがありますし、このクラスはすぐに勝ち上がれると思いますよ。」と こちらも色気十分。
日曜もオススメ!
更に話を聞く中で最も感触が良さそうだったのは、中山日曜10R両国特別で騎乗するシャチ。「2走前は落馬寸前の不利があって参考外ですが、それ以外は安定しています。しかも、ここに来て本当に力をつけていると感じているんです。以前よりも身体が使えていますし、前走も良馬場ならもっと弾けたと思いますよ。中間の調教にも跨り状態の良さも確認済みなので凄く楽しみにしています。」とのこと。
前走が12番人気ということで軽く見てしまいがちだが、どうやら本格化の兆しと捉えて良い様子。ならば今回も目が離せない存在となりそうだ。
デビュー年は3勝を挙げた原騎手だが、今年は既に3勝をマーク。2年目としては上々の滑り出しと言えるだろう。今後は穴馬だけではなく、人気馬をきっちり勝たせる騎手へ成長してくれることを見守りつつ、まずは今週の騎乗馬で結果を出してくれるのを期待したい。
推奨馬
土曜
中山10R ラフィンクロンヌ
中山11R トーラスジェミニ
日曜
中山10R シャチ
前田(競友)
京阪杯(GIII)
払戻金 7万7700円
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前田(競友)
11/23(土)東京10R
払戻金 12万5320円
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馬場TM
11/23(土)東京6R
払戻金 15万4100円
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菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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三代川編集
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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