日曜”厳選”2頭 厩舎期待の素質馬も!
“美浦のいぶし銀” 大江原TMがオススメする厳選2頭とは!?
緊急事態宣言は解除されたが、美浦トレセンは未だ新型コロナウィルス対策で厩舎内立ち入りは許されておらず、やや不自由さを感じながらの取材は続く。
それでも今週はクラシック第1弾桜花賞、スタンド前の取材陣の顔ぶれも多士済々でいつもとは違う雰囲気。クラシック開幕の熱気は伝わってくる。
ここでピックアップする日曜中山7R モリノカンナチャンは桜花賞の出走メンバーに名を連ねることは叶わなかったがオークス、秋華賞に向けて再スタートを切ろうとしている馬。
デビューは昨夏の札幌芝1800m戦。逃げ馬を捕らえ切れず2着に敗れたが、メンバー最速の上がり33秒6の末脚に素質の片鱗はうかがえた。折り返し2戦目は早め先頭に立ち、差し込まれての2着。それを踏まえ3戦目は追い出しを我慢。直線に向くまで進路が見つからない状況だったが、残り1ハロンで一気に突き抜けて初勝利を挙げた。
その内容に陣営も手応えを感じ、アルテミスS、東スポ杯2歳Sと重賞戦線へと駒を進めたが、負けん気の強さが裏目に出たのか、思うような結果を残せなかった。立て直しての一戦が前走だったのだが、不運にも馬場悪化で決め手を削がれ消化不良の競馬となってしまった。
幸い、今週は良馬場が見込める天候。鞍上もクセ馬をコントロールする技術は、“天下一品”と師が信頼を寄せている柴田善騎手に騎乗依頼。中間の調教に跨がった鞍上の進言もあって出走予定を延ばし、ここに全力投球の態勢を整えた。
「2週前とは違って体を上手く使えて伸縮を感じる走りになってきたね。いいと思うよ!」と最終追い切りを終えた柴田善騎手も好感触の様子だった。良馬場でむかえる自己条件なら取りこぼせない。
その他で馬券的に興味をそそられた馬が一頭。日曜中山3Rのレッドスパロー。
デビューから2戦して13、15着と大敗続きの馬だが、中間にブリンカーを装着して動きが一変しているようで、優に未勝利は脱出できるレベル。中距離芝からダートへ条件も一新し、変わり身を期待できそう。空振りかホームランと大博打にはなるが、一票を投じてみる手も。
推奨馬
日曜
中山3R レッドスパロー
中山7R モリノカンナチャン
小野TM
フラワーC(GIII)
払戻金 14万6050円
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三代川(編集)
3/17(日)中京3R
払戻金 39万2600円
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飯本(競友)
弥生賞(GII)
払戻金 45万2770円
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