~オジュウチョウサンあの敗戦から~ 石神騎手を支えた “先輩騎手” からのメッセージとは!?
石神騎手を支えたのは、ある先輩騎手からのメッセージだった…
年明けにも2度の落馬があり、自分でも首を傾げる日々が続いた石神深一騎手。
そんなある日、先輩である高田潤騎手から連絡が入る。
届いたのは「そんな前で重心取ってたら、いざというとき対応できんやろ。こう乗るんや!」という、高田騎手自身の騎乗動画が添付されたメッセージだった。
背中の痛みはウェイトトレーニングを積めるまで回復していたが、その影響なのか、知らず知らずのうちに前傾でバランスを取るようになっていたのを共に走る先輩は気づいていたのだ。
そして、動画と共に添えられていたのは「下手な奴と乗っててもおもろない。早く戻ってこい!」との叱咤激励のメッセージ。
「これは本当に有り難かったです!」と石神騎手は感謝の言葉を口にする。

オジュウチョウサンの稽古に跨る石神騎手の様子(美浦トレセン)
同じ騎手だからこそ気づけることかもしれないが、そんな苦境や困難に立つ後輩に手を差し伸べ、共に切磋琢磨を誓う、こんなやり取りは当たり前のようで簡単ではない。
何せ “仲間であると同時にライバル” でもある関係だ。相手の調子が悪いなら得する可能性だって増す状況を思うと、高田騎手の最後のメッセージはとても格好良く温かい。
私には、この言葉が自身を見つめ直すキッカケとなり、最近の2勝に直結したと思えてならない。
気になるオジュウチョウサンの状態は?
「オジュウは順調です。立て直しの一環として坂路なども取り入れて、本番に向けてしっかり準備できています!」
「相手も強くて決して油断はできませんが、久々は苦にしませんし、また強いオジュウチョウサンを見せられると信じています。この頭数だと“騎手の判断”なども試されると思うので、ファンの皆さんにはその辺りも楽しんでもらえたら」
と自分を鼓舞しつつ、ファンへのメッセージもくれた石神騎手。
加えて、「(競馬学校に)入学したての息子にも良い所を見せたいですからね」と父 石神深一の決意も明かしてくれた。 これには私も同じ父親として応援に力が入る。

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