とにかく明るい畑端調教師 今週是非とも買っておきたい馬は【栗東・想定班レポート】
3月に新規開業したばかりの畑端調教師がとにかく明るく、笑顔とハリのある声からは充実した時間を過ごせていることがわかる。「とにかく具合が良い」と話していたギレルモの除外は残念だったが、今週は3場で合計6頭の出走が叶った。その中から土日、1頭ずつをピックアップしてみたい。(栗東想定班・菅幸治)
ラヴィーニア(阪神土曜5R)
前回に予定していたレースは、鮫島良太騎手で中京の牝馬限定戦。「出走間隔の関係で結局その番組を使えそうにないので、鞍上を優先しながら出走できる番組(阪神)を探しました」とのことだったが、その転厩初戦で前半は無理をしなければ終いでしっかり脚を使えることがわかった。「いい競馬でしたね。順調にいけば中2週で次はいきたいです」と振り返っていた畑端師。
中2週での目標は4月17日、新潟土曜6Rだったが、また出走間隔の不足で同じ日の阪神土曜5Rへ移ることになる。「この馬のために鞍上が土曜の新潟騎乗の予定を阪神に変更してくれました。馬の状態は明らかに前回より良くなっています」と、嬉しそうに話してくれた。前回は厩舎サイドが鞍上に合わせ、今回は鞍上がこの馬に合わせた。そんな二人の気持ちが走りに伝わるのではないか。悪天候だけにそのプラスアルファが大きな力になりそうだ。
ランディス(阪神日曜2R)
こちらは今回が転厩初戦。「前回の競馬をみて1200mにも対応できそうですが、あの走りなら1400mの方が楽に競馬ができそうなイメージがあります」と。ソエで放牧へ出されていた馬だが、もうその心配はなくしっかり調教を積めた。実際に、13日の火曜の坂路でしっかりとした動きを確認。「火曜(13日)に跨った乗り手からも良かったと聞いています。水曜(14日)に自分が跨って追い切りをしましたが、先々週に跨った時よりもホントに良くなっていますね」と、師も納得顔だった。
ココで競馬の形が出来上がり、次走の状態を確認するのが馬券のセオリーかもしれないが、それでも気配の良さに魅力を感じてしまう。よく聞く先物買いがこのパターンかもしれない。
持木TM
スプリンターズS(GI)
払戻金 11万0430円
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土屋(競友)
シリウスS(GIII)
払戻金 47万3000円
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菅TM
キーンランドC(GIII)
払戻金 114万8250円
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