◎は決まり調教バツグンの1頭とは?!【NHKマイルカップ】

調教班レポート
NHKマイルカップ

「美浦・調教班レポート」 ~NHKマイルカップ~ 競友 宮崎敏明TM

 今週は日曜に東京でGⅠ・NHKマイルカップが発走。
 
熱心な乗り込みが目に付いたのが、手塚厩舎所属のシュネルマイスターだ。
 
 いつも通りに坂路とウッドコースを併用して6本の追い切りを消化。
これまで自社計測でウッド5F66秒3が自己ベストだったが、1週前に3秒近く更新する63秒4の好時計をマーク
先行馬を約1秒半追走する意欲的な内容で、これまでにない強い負荷をかけられた。
 
 直前は相手に合わせたメニューで、疲れが残らないように流したが、気合い十分でキレのある動きを披露。本番へ向けて、満足のいく状態に仕上がった。
 
シュネルマイスター

父は欧州の世界的マイラー、大舞台で血が騒ぐシュネルマイスター

 
 
 前走で大きく負けたソングラインは3週間ほど休ませて体調をケア。
前回に続き最終追いには池添ジョッキーが駆けつけて、直前の動きをチェック。手前は上手く替わらなかったが、それでもしっかりと伸びて先着。
 
中京や東京のレースでは右手前で走れており、この点はさほど気にする必要はないだろう。
金曜日に軽く坂路を上がってきたが、落ち着いたいい雰囲気でリラックスが出来ている。
 

 土曜日の東京12Rマリアルージュが久々の前走を使って上昇。坂路で余力十分に51秒6-37秒4-12秒7の一番時計。
 
 日曜日の中京11R鞍馬ステークスマリアズハートも単走で52秒6で動き、更に調子を上げてきている。
 

筆者:


美浦時計班・坂路コース担当。馬券は馬連とワイドがメイン。堅い軸馬を探し相手を絞り込めた時が勝負で、買い目は1~2点が多い。