【中京記念】人気の僚馬を圧倒する快調教　今回こそが買い時の馬とは

　サマーマイルシリーズ第２戦となる今年の中京記念は小倉で行われるため１８００mでの競走。違和感は残るが、ある意味興味深い一戦になりそうで注目したい。

調教からオススメしたい　中京記念の注目馬２頭

　もともと調教では動く馬だが、２週前の追い切りで今回上位人気が予想される僚馬ボッケリーニを６Ｆで１秒以上追走して先着と、相変わらず素晴らしい動きをみせたダノンチェイサー。ＮＨＫマイルカップ４着の後は長期の休養を余儀なくされたが、復帰２戦目の小倉日経オープンでは先行馬総崩れの中でコンマ３秒差の３着に健闘。小回りコースへの対応も示した一戦だった。中間は放牧に出されていたが、久々は苦にしないタイプだけにフレッシュな今こそがお買い時だろう。

久々は全く苦にしないダノンチェイサー

　一方、格下の身ながら米子Ｓを完勝したロータスランド。久々好走の反動はなく、先週の坂路で１Ｆ１１秒５を余力十分にマークと、むしろ上積みの方が大きい。最終追いも単走ながらゆったりとしたフォームで坂路を駆け上がり、以前の気性のモロさはほぼ解消。正に完成の域に達しており、コーナー４回のこの条件も通過してサマーマイル王者を狙う構えだ。

軽快な動きを見せ好調キープのロータスランド

是非とも資金稼ぎに　平場のお宝ホースはコレ！

　日曜１Ｒの障害戦に出走するディレットーレは、少し折り合いを欠きながらも６Ｆ７７秒８と今週のウッド１番時計をマーク。中１週でこれだけ追われながら次の日にはケロッとした姿で障害コースを周回するなど、態勢は万全と見た。（栗東調教班・持木秀康）