エフフォーリアと同じ「横山武史 × 鹿戸雄一厩舎」のタッグで今週、注目の新馬がデビューへ!

想定班レポート

 オリンピックの影響で変則開催となった今年の北海道シリーズだが、今週から舞台が札幌に戻る。北海道出張で楽しみにしているのが新馬戦。昨年北海道でデビューしたエフフォーリアが皐月賞、ソダシが阪神JFと桜花賞、シュネルマイスターがNHKマイルCを制するなど、北海道の地から後にGI戦線、クラシック路線で大活躍。

 今年もディアドラの全弟で余力十分で快勝したリューベック、好時計で逃げ切り勝ちを決めたトップキャストなど今後の活躍が期待できそうな素質馬が多く、引き続き北海道の新馬戦にも注目してほしい。

 

 今週デビューする日曜札幌5R(芝2000m)サンストックトンも素質十分。アルゼンチン共和国杯3着馬サンアップルトンの半弟。1週前の追い切りでは、芝コースで持ったまま3頭併せで先着とシャープな動きを見せた。

サンストックトン

今週デビューのサンストックトン。厩舎の先輩エフフォーリアに続けるか!?

横山武騎手も「まだ気性が子供っぽいところが課題ですけど、持っている能力はなかなか」と素質を高く評価している。初戦から注目したい。

 残念ながら昨年に引き続きワールドオールスタージョッキーズが取りやめとなったが、この第2回札幌は札幌記念にキーンランドC、札幌2歳Sなど注目レースが多数。今年も北海道で取材をしているが、引き続きいい情報、いい予想をお届けできるようにラスト4週も頑張りたいと思う。

 

筆者:


1982年北海道生まれ 2007年入社。美浦の厩舎取材を担当。予想スタイルは基本的に能力重視で堅めだが、ヒモ穴狙いも多々。あとは取材の感触も大事に。馬券は絞って買うことが多い。幼い頃から自宅近くの帯広競馬場へばんえい競馬を家族や親戚と見に行ってきたことが、この世界に入るきっかけ。