ハイアベレージの注目厩舎が　今週オススメの馬を公開！　【栗東・想定班レポート】

ハイアベレージの辻野厩舎　今週も重賞で大穴を開ける？

　関屋記念をロータスランドで制して重賞初Ｖを挙げるなど、毎週コンスタントに馬券に絡む好走馬を出走させてくる辻野厩舎。開業初年度（３月以降）で既に１０勝（その内、特別戦６勝）、連対率２割１分９厘のハイアベレージ。先週のサヴォワールエメが１０番人気で勝利したりと、人気薄での激走も多い。

　今週は土日で５頭出走。日曜中山１１Ｒ京成杯オータムハンデのワイドファラオは、２０１９年のＮＨＫマイルＣ以来の芝戦にチャレンジ。「最近は以前ほどの行きっぷりがなくて、ちょっと刺激を入れてみるために、芝を使います。甘くはないと思いますが、この舞台で重賞を勝っている馬ですからね。次につながる走りができれば」と。ハンデも５７．５キロで軽くはなく、さすがに馬券圏内までは厳しいかもしれないが…。

中京土曜は注目馬が目白押し！

　土曜日は中京で４頭が出走予定。３Ｒスギノバベルは「前走は輸送に１４時間（大雨で山陽自動車道が閉鎖された影響）もかかってしまって、可愛そうなことに。能力はあるので、改めて」と一変を期待できそうで、狙い目だ。

　５Ｒロードオルデンは「かなり子供っぽいですが、能力はあります」と高い評価。

　１２Ｒララクリュサオルは「ここ２走は相手が悪かった。状態は引き続きいいので、今度こそです」と確勝を期す一戦だ。（栗東想定班・目黒和外）

惜敗続きにピリオドを打ちたいララクリュサオル （写真は２０１９年１月のデビュー勝ち時）