『絶好調で本番へ臨める！』ウインキートス × 丹内騎手のコンビがＧＩでも魅せる【エリザベス女王杯】

ウインキートスの手綱を取る“丹内祐次騎手”に直撃インタビュー！

今週は牝馬の熱き戦いエリザベス女王杯。前走で完全に目覚めた良血馬アカイトリノムスメには当然、一目置きつつも今回は穴馬発掘といきたい。「目下、絶好調！」と名乗りを挙げてくれたのが丹内騎手騎乗のウインキートス（美浦：宗像厩舎）

これまで９戦で手綱を取り、この馬の一番の理解者である彼に期待の程を聞いてみた。

初のビッグタイトル獲得へ期待がかかる丹内祐次騎手にインタビュー！

―これまでで大負けしたのが日経賞と札幌記念、明確な敗因はあるの？―

『日経賞の時はデキが凄く良かったし道中もいい感じで進めていたんだけど３コーナーで他馬と接触する不利があって…。それが全てでした。手応え的にはあのままスムーズに運べていたら２着はあったと今でも思っていますよ。札幌記念はこの馬にしてはペースがきつかった事もあるけど、一番の敗因は滞在の影響なのか前の週から急に太っちゃって…。結果的に馬体が重かったですね』

「人馬共に悲願のＧＩ制覇へ！」ウインキートス×丹内祐次騎手×宗像厩舎

―今回の期待度は？―

『前走のオールカマーは凄く自身を持って臨んでいたしスムーズに力を出し切ったから正直、ウインマリリンとこれだけ差があるのかと実感したレースではあったけど逆に力差がコンマ３秒と思ったら何とかなる差とも思いましたね。何しろこの中間の動きは素晴らしいし、絶好調で本番を迎えられるのが一番の売り。密かに一発狙っていきます！』

人馬共に、初のＧＩタイトル獲得へかける強い思いを語ってくれた。

―おまけの推奨馬とかいる？―

『凄くデキがいい繋がりで土曜日の福島２R ２歳未勝利戦に出走する アポロリップ（美浦：岩戸厩舎）ですね。凄く大人しい馬で距離が延びるのはむしろプラス。楽しみな一頭ですよ』

普段は温和な人柄だがレースに行けばファイティングスピリッツむき出しの丹内騎手も今年で１７年目。無事に入籍も果たした充実の今にもう一花咲かせてくれるのがウインキートスかもしれない。（美浦TM 小野智美）