ソダシ「６頭全て馬券圏外…」の苦戦データ 今年の主役候補をズバリ【チャンピオンズＣ】

★立ちはだかる砂の壁　

　白毛の桜花賞馬ソダシが砂の頂上決戦に参戦。その血統背景からここでも人気を集めそうだが、’12年以降、ＯＰクラスで初めてのダート戦を迎えた馬はさすがに苦戦傾向にあり、それがクロフネ産駒であっても〔０.１.０.９〕。また、ジャパンカップダート時代を含む過去20年、今回が初ダートとなった馬は〔０.０.０.６〕で全頭が着外に敗れている。強豪が集まるここは厳しい戦いとなりそうだ。

ソダシは血統的に魅力ある初ダート！果たしてデータの壁を超えることはできるか！？

★馬券の軸はこの馬

　やはり中心はダートの実績馬。特に前走でも好結果を残していた馬が狙い目となる。舞台が中京に替わってからの近７年、前走でＧ１に出走し、３着以内だった馬は〔４.２.３.18〕。中でも、そこで５番人気以内だった６歳馬は〔２.２.０.１〕と安定した成績を収めている。狙いは昨年の勝ち馬チュウワウィザード。近２年の２、３着馬が同じだったようにリピーターの活躍が目立つ一戦。人気でも馬券の軸はこの馬。

昨年は2馬身半差の完勝だったチュウワウィザード

★相手に押えておきたい２頭

　相手候補で注目したいのが、近７年中６年で馬券に絡む、みやこＳ＆武蔵野Ｓからの臨戦馬。馬券に絡んだ６頭を見てみると、５頭は前走３番人気以内、同じく５頭にはダート1800ｍ以上の重賞で勝ち鞍があった。オーヴェルニュ、クリンチャーに注意したい。（優馬データ班）