ダイワキャグニー「明け8歳でも全く衰えなし」と激走ムード漂う!【京都金杯】

想定班レポート
京都金杯

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 2021年は若手の活躍が目立った。関東リーディング1位の横山武史騎手は、自身初のJRA通算100勝を達成し、GIも5勝。4位の横山和生騎手は2013年39勝が最高だったが、79勝のキャリアハイ。5位の菅原明良騎手も昨年の倍以上の75勝をマークし、重賞初制覇もあった。その菅原明良騎手に新年の挨拶をした際「昨年は大活躍だったね」と言うと「いえいえ、まだまだです」と謙虚な言葉が返ってきた。「もっとうまくならないと」とも言っており、その向上心には頭が下がる。今年の更なる活躍に期待したい。

その菅原明良騎手が騎乗する中山10Rロードカテドラル(美浦:斎藤誠厩舎)「シンザン記念も考えましたが、中京は長距離輸送があるし、中山が合っている馬なのでこちらへ。前走は引っ掛かった分の負け。正月も変わらず順調に調整できたので、勝ち負けを期待しています」と斎藤誠師。一叩きされてガス抜きが完了、ここは勝機十分とみる。

ロードカテドラル

経験豊富な中山マイルで2勝目を狙うロードカテドラル

担当厩舎からもう一頭。中京11R京都金杯に出走するダイワキャグニー(美浦:菊沢厩舎)を紹介。「実質(12月)28日が最終追い切りだけど順調。元気なおじいさん(笑)。ダートの走りも悪くなかったけど、左回りの芝1600mは合っている条件。ハナには拘らないし、幸騎手も合っているからね」と菊沢師。2走前、好メンバーの揃った毎日王冠では、持ち時計を詰めて僅差4着と明けて8歳馬でも全く衰えなし。穴で注目したい一頭だ。(美浦TM:山崎啓介)

ダイワキャグニー

明け8歳の古豪ダイワキャグニーが波乱を呼ぶか!?

筆者:


1982年北海道生まれ 2007年入社。美浦の厩舎取材を担当。予想スタイルは基本的に能力重視で堅めだが、ヒモ穴狙いも多々。あとは取材の感触も大事に。馬券は絞って買うことが多い。幼い頃から自宅近くの帯広競馬場へばんえい競馬を家族や親戚と見に行ってきたことが、この世界に入るきっかけ。

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