【日経新春杯】その名の如く飛躍の時が訪れた 最高の舞台でフライライクバード
中京2200mで 破格の好時計!
前走のアルゼンチン共和国杯では3着に敗れたフライライクバードだが、2着からコンマ1秒差の3着と見せ場十分の内容。勝負所から少し力んだ走りになり、4コーナーの手応えの割に伸び切れなかった点を考えると若干距離が長かった印象を受けた。
その点今回は3戦2勝2着1回と得意としている中京の2200m。2着に敗れた一戦も、次走菊花賞で2着に好走し、昨年のアメリカJCCを勝利したアリストテレスとコンマ1秒差。3着ヒートオンビートが昨年から今年の中山金杯まで何度も重賞で好走している事を考えれば、評価を落とす材料にはならないはずだ。更に昨年の長良川特別勝ちは時計的にも非常に優秀。2分11秒2は、2020年から現在までの中京2200mの全鞍の中で最速なのに加え、翌日に行われた昨年の日経新春杯をコンマ6秒も上回っている。

破格の好時計勝ちだった昨年1月長良川特別のフライライクバード
体質強化の今こそ 重賞に手が届く
2~3歳時はまだ体質がパンとせず、週に何回もプールを併用していた時期もあったが、それも徐々に減り、昨年の夏を境にCWと坂路のみで仕上げられるようになった事も、馬がシッカリとしてきた証明と言えるだろう。実際にその動きも以前からある軽快さだけでなく、力強さも増してきている。間隔を詰めて使うとパーフォーマンスが落ちる傾向にあったが、十分にレース間を開けて使う事でその課題もクリア。重賞初制覇の舞台は整っている。(栗東調教班・中邑茂)

体質強化が明らかなフライライクバード
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