【京成杯】結果を残していざクラシックへ 西の素質馬が再度の東上
確勝を期して出走する 土曜の注目馬2頭
「もったいない競馬だったなぁ…」と南井調教師が悔やんだのが小倉8Rミツルハピネスの前走のレースについて話を聞いた時。スタートで大きく出遅れて、直線に向いてからもなかなかスペースが開かず、捌くのに手間取るシーン。最後は猛追したものの、終始ロスの多い競馬に泣かされた。もともと爪が丈夫ではないだけにレース間隔を詰めて使えるのは好材料。「もっと上のクラスで走ってもらわないと困るんだよ」と師が期待する1頭。浜中騎手にビシッと決めてもらおう。
先週のフェアリーSで無念の除外となったのが中山9Rサウンドビバーチェ(栗東・高柳大厩舎)。もし出走が叶っていれば、個人的にはいい勝負ができたんじゃないかと思っている。「前走は勝った馬に最後まで喰らいついていたし、ホント惜しい競馬だった。馬体増が示すように馬の方はドンドン良くなっている」と平助手は成長力を実感する。ここで待望の2勝目を挙げてくれるだろう。

陣営の期待も大きいサウンドビバーチェ(写真は昨年9月未勝利勝ち時)
クラシックへ向けて 夢が膨らむテンダンス
中山11R京成杯のテンダンス(栗東・中竹厩舎)は一戦毎にパフォーマンスが向上。前走後はこのレースを目標に調整してきた。「和田竜騎手が乗った今週の動きが抜群だったし状態もすごく良い。競馬が上手なのでトリッキーな中山コースも合いそう。何とか賞金を加算したいところだね」と柴田助手も力が入る。しっかりと結果を残せればクラシックへの夢がグンと膨らむ。(栗東想定班・加茂聡)

最終追いでも推進力十分の動きを見せたテンダンス
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