【京都記念】前走大敗からの巻き返しが狙える オススメの穴馬とは

調教班レポート
京都記念クイーンカップ

得意の舞台で巻き返す ラーゴムの一発に期待

 北京オリンピックが開催されているが平昌以降3回連続でほぼ時差がない大会。決勝がゴールデンタイムに行われることが多くキッチリとチェックできるのはありがたいが、その前の昼間に競馬でおつまみ代を稼いで夜に備えたいところ。
 日曜の京都記念は中日新聞杯では大敗したがその後に一息入れてリフレッシュされたラーゴムに注目。もともと調教では良く見せるタイプだが一追いごとにシャープさを増し最終追いは跳ねるようなフットワークで1F11秒4をマーク。池添騎手が付きっきりで調整され予想を大きく上回る仕上がり状態に持ってこられた様子。
 前走の中日新聞杯は折り合いを気にして後方待機の競馬だったが前2頭が残る展開ではこの馬の出番はなかった。得意の阪神に戻って中団からの競馬が出来れば巻き返しは必至だろう。

ラーゴム

跳ねるようなフットワークで好調をアピールしているラーゴム


高い潜在能力で金メダルも狙える モズゴールドバレル

 土曜東京のクイーンCは、モズゴールドバレルの潜在能力に期待。デビュー以来ここまでウッドコースで3本追い切られているが全てで2F22秒台をマークしている末脚は若駒らしからぬもの。半兄カメコは英2000ギニーなどGIを2勝している素質馬。ここでも全く引けは取らない良血であり、重賞2戦目で慣れが見込める今回は勝ち負けになっても良い。(栗東調教班・持木秀康)

モズゴールドバレル

キビキビとした動きが目立つモズゴールドバレル(左)

筆者:


1969年広島県呉市生まれ 1991年入社。栗東時計班。予想も馬券も妙味のある穴馬狙い。趣味はギャンブル全般。