【阪急杯・中山記念】調教の動きから ピンポイントで買える馬を見逃すな!

調教班レポート
中山記念阪急杯

早熟と決めつけるのは早計 モントライゼが復活の狼煙

 今週で引退する7名の調教師の方が話題性が高くなっているような気もするが、東西で春のGIへ向けた古馬の大事なレースがあるのも忘れてはならない。
 まず西(阪神)の阪急杯での注目はモントライゼ。昨年は3戦のみで未勝利に終わったが、前走は初めての直線競馬で勝手が違った感じ。他の2戦の内容は悪くなかっただけに、早熟馬と決めつけるのは早計だろう。ここへ向け入念に乗り込まれ、今週を含め、CWで迫力ある動きを何度も見せて仕上がりは文句なし。1400mもベストと思えるだけに、復活の雄たけびに期待する。

モントライゼ

文句なしの好仕上りを見せるモントライゼ


上昇度が魅力の4歳馬 更に良化アドマイヤハダル

 東の中山記念ではアドマイヤハダルが楽しみだ。前走は勝ち馬を褒めるべき一戦で、使って確実にレースぶりが良化。更にこの中間は攻め馬を強化し、先週はCWで6ハロン80秒を切り、今週は坂路でラスト11秒台の好時計をマーク。横山武騎手が続けて騎乗することも心強い限りだ。(栗東想定班・市場丈也)

アドマイヤハダル

シャープな動きで更に状態を上げているアドマイヤハダル

筆者:


1980年大阪生まれ 2018年入社。栗東時計班。予想は過去のレース内容を重視しつつ、攻め馬で動いた馬にも注目。馬券は、基本単勝が付けば、付かないなら馬連でというスタイル。