「近走からガラリ一変!」高配当を生み出す穴馬とは【京成杯AH・調教ジャッジ】

調教班レポート
京成杯オータムハンデ

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 日曜日の中山メインレースは第67回京成杯オータムハンデキャップ。関西馬が大挙に押し寄せているが、関東所属のトラックマンとしては美浦調教馬の優勝を見たい。人気が予想されるダーリントンホール(美浦:木村厩舎)は、いつも通りに坂路とコースを織り交ぜての仕上げ。元々攻めは良く見せるタイプだが、今回も3頭併せの真ん中で抜群の手応え。気合い乗りの良さも目立っており、久々でも動ける態勢にあると見ていいだろう。ハンデの56.5キロは春のダービー卿CTに比べて0.5キロの微増、これが足枷になることはあるまい。鞍上の横山武騎手も手の内に入れているだろうし、3度目の正直といきたいところだ。

ダーリントンホール

マイルに転向後は安定した走りをみせているダーリントンホール(写真:中央)

 
 担当の坂路コースからは2頭が参戦しており、目に付いたのは去勢明けとなるルフトシュトローム(美浦:堀厩舎)。500キロ近くあるが、重苦しさがなく、フットワークも軽快に映った。NHKマイルカップ5着以降は二桁着順が続いているが、中山マイルはデビューから3連勝で重賞を制した得意舞台。そろそろ変わってきそうな雰囲気はあり、穴にマークしておきたい1頭だ。(美浦調教班:宮崎敏明TM)
ルフトシュトローム

去勢効果でガラリ一変ムード漂うルフトシュトローム

筆者:


美浦時計班・坂路コース担当。馬券は馬連とワイドがメイン。堅い軸馬を探し相手を絞り込めた時が勝負で、買い目は1~2点が多い。

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