【フローラS回顧】ゴールデンハインドの“確かな能力” 対リバティアイランドでも「善戦以上ある」

佐藤直文 レース回顧
フローラS

エプソムC「8.3万」函館スプリントS「9.3万」的中 プロ予想家40人集結、優馬プレミアム。

絶妙のペースに持ち込んで ゴールデンハインドが鮮やかに樫切符を取得

 開幕週の絶好の馬場において、前半1000m60秒8のラップはかなり遅い部類で、完全な逃げ馬のペースとなったが、そこからの後半1000mが58秒1。上がり3ハロンも34秒1でまとめての1分58秒9という好時計は、過去10年で逃げ切り決着が一度もないことを考えても優秀な内容だったと言える。

 そのゴールデンハインド。スタートを決めて迷いなくハナを奪った鞍上の選択は、同じ距離で逃げ粘った4走前芙蓉Sのイメージがあってのものと思えたが、前述したように後半に加速して後続に付け入る隙を与えずに逃げ切ったのは、キャリアを生かしただけでなく、確かな能力があってこそだったろう。本番のオークスでも持ち味をフルに発揮できるようなら、善戦以上の期待も十分あるはずだ。

ゴールデンハインド

父と同じ芦毛のゴールデンハインドが逃げ切り勝ちで“1強女王”への挑戦権を獲得

 2着ソーダズリングは、内枠を利してこれ以上ないポジションで追走できたが、最後に伸び切れなかったのは、距離が微妙に長かった可能性もある。ただ、キャリアを考えてもまだこれから強くなる馬だろう。

 3着ブライトジュエリーも、枠なりに中団のインでロスのない立ち回り。デビュー戦とは違ってそのまま直線でも内を捌いて脚を伸ばしたが、突き抜けるに至らなかったのはやはりキャリアの差だったか。ただ、これまた今後が楽しみな素材だろう。

 4着イングランドアイズは、トラックバイアス的に厳しかった外枠で後方からの競馬。直線では目立つ伸び脚を見せたものの、今日のところはここまでだったか。

 5着ドゥムーランも、厳しいポジションから差を詰めたが、オッと思わせる伸びではなかった。プラス16キロの馬体は成長分と言えたが、この馬もまたまだこれからの馬だろう。

佐藤直文

筆者:


1963年、愛媛県生まれ。大学卒業後に入社し、当時(1馬)の看板評論家であった清水成駿に師事。坂路担当の調教班として馬の状態を自らの眼で確かめるとともに、独自の視点から発掘した穴馬を狙い撃つ予想スタイル。現、ラジオ日本、グリーンチャンネル解説者。

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