【函館2歳S・函館記念】今週の重賞で“見逃せない”「注目馬2頭」をピックアップ!

調教班レポート
函館記念函館2歳S

 今週で早くも函館が最終週を迎える。福島・中京では重賞がなく、その函館で土日とも重賞が開催される。まず土曜日は今年最初の2歳重賞・函館2歳Sが行われる。注目はベルパッション(栗東:西園正厩舎)。新馬戦は出遅れはしたが、すぐに好位を確保。その後は落ち着いて運び、直線は反応良くグイグイ伸びた。口向きが悪い面はあるが、センスの良い走りでなかなかの勝ちっぷり。先週・今週とキビキビとした動きで、使って一段と良くなっている印象。重賞でも非常に楽しみな一頭だ。ほかではクールベイビー、タヤスロンドン、ナナオのレースぶりが印象に残った。

 日曜はサマー2000シリーズ第2戦・函館記念。注目は重賞初制覇を狙うドーブネ(栗東:武幸厩舎)。前走の巴賞は3角から強気に動いた分、勝ち馬にゴール寸前捕まってしまったが、負けて強しのレース内容。ユニコーンライオン、テーオーシリウスがいてレースの流れが激しく、難しくなりそうなだけに、今回へ向けて良い経験にもなったはず。無論2000mも問題ない。

素質馬ドーブネが名手を背に待望の重賞初制覇を狙う

素質馬ドーブネが名手を背に待望の重賞初制覇を狙う

筆者:


1980年大阪生まれ 2018年入社。栗東時計班。予想は過去のレース内容を重視しつつ、攻め馬で動いた馬にも注目。馬券は、基本単勝が付けば、付かないなら馬連でというスタイル。