【セントウルS】エイシンスポッター「目標のスプリンターズSへ」“人馬の絆”を武器に勝利を掴む!
2022年の暮れに吉村厩舎の忘年会が3年ぶりに開催された。その席でエイシンスポッター(栗東:吉村厩舎)について調教師から角田大河騎手に「今後もずっと乗せることをオーナーも承認してくれた」と伝えられた。数日後のファイナルSでは後方待機からロスなく内を回って差し切る見事な勝利をあげたのは「乗り続けたことで瞬時に反応できることが分かったので、インにこだわって馬群を捌くレースプランを立てることができました」(同騎手)という馬への理解が大きかったからだろう。

エイシンスポッターとのコンビで重賞獲りへ!角田大河騎手
以前のトレセンでは「勝ち続ければ降ろされない」という野球の“アンリトゥンルール”のようなものがあったと記憶するが、近年は簡単に乗り替わることが半ば常識化している。今年の日本ダービーではダミアン・レーン騎手が69年ぶりにテン乗りで制したようにリーディング上位や外国人騎手への乗り替わりがプラスに働くことも多い。どちらが正しいということではないが、長いスパンで見ると乗せ続けることにも一理はある。
8月に上梓された『公営競技史』(角川新書)で著者の古林英一氏は「競馬や競輪などの公営ギャンブルがバブル期に匹敵する売り上げをあげながら、かつてのようなファンでなくとも存在が知られるスターが不在であること」を指摘している。若手騎手にチャンスを与えることは将来のJRAを背負って立つ人材を育成するだけでなく、名コンビとしてのスターホースを世に知らしめることでも大きな意義があるといえるだろう。

エイシンスポッターは若き鞍上と極上のキレ味を生かす
「もう仕上がっているのでジョッキーにはゴール前だけ追ってもらいました。馬体は大きくは変わっていないですけど、調子の波が少ないし、暑さも大丈夫です。展開が噛み合えば重賞でもチャンスがあると思いますよ」とは吉村師。当初、選択肢にあった北九州記念はCBC賞に続くジャスパークローネの逃げ切りだったので回避して大正解。今回も開幕週と粒揃いのメンバーで条件は決して楽ではないが、運を引き寄せた人馬が賞金を加算してスプリンターズSに駒を進めることを期待したい。
小野智TM

高松宮記念(GI)
払戻金 16万5200円
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三代川編集

高松宮記念(GI)
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払戻金 29万2400円
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前田(競友)

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払戻金 49万1200円
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渡辺(競友)

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馬場TM

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払戻金 51万1850円
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