タフなノボバカラ 鞍上M.デムーロは「○□×▲◎はイイヨ」と復調宣言
古豪復活の期待に 新星誕生の予感も
デスク「別にけっして“年寄り贔屓”なわけではないんだが、長くダート界で活躍してきた古豪の復活、というシーンも今回はあるんじゃないか?」
持木「最後に勝ったのが3年前のフェブラリーSというグレープブランデーですが、8歳を迎えた今年も衰えるどころか、根岸S3着、東京スプリント2着と元気一杯で、11着と敗れたフェブラリーSにしても痛恨の出遅れが敗因ですからね。昨年のこのレースでは5着でしたが、折り合いを気にし過ぎて位置取りが悪くなり、流れも向かなかったものでした。昨年以上のデキで臨める今年は、久々の美酒となる可能性も十分ありますよ」
吉田「フェブラリーSを勝った時のような、追ってグイッとギアが上がるシーンは少なくなりましたが、逆に脚抜きのいいスプリント戦だった前走でほとんど仕掛けずに好位に付けられたように、素軽いスピードが今はあります。スタートを決めて前々で流れに乗る形なら、チャンスも十分あるはずですわ」
細川「陣営によると“以前はズブさがあるのでレース前に気合を付ける調整をしていたが、今は真面目すぎるくらい。1200m戦を使った後なので、むしろ行く気を見せているほど”とのことです。もちろん今回は1400m戦なので、そのあたりを考慮しながら調教を工夫してきたようですが」
瀬古「僕はもっと年上の10歳馬、マルカフリートの激走に期待しています。前走は、トップハンデを背負った上にロスの多い競馬で4着なら、まだまだ健在と見ていいはずです。流れ次第の馬ではありますが、別定56キロでの出走なら、一発の可能性はありますよ」
加茂「テーマが“復活”やったら、ブライトラインもチャンス十分やろ。前走は骨折による1年ものブランク明けから3戦目での久々の勝利やったけど、乗り難しさがあるとはいえ、型にハマれば強い勝ち方をする馬や。脚元の不安もなく仕上げに抜かりはないから、3年ぶりの重賞勝ちもありうるやろな」
デスク「あと、面白そうな上がり馬も残っているな」
桜井「3走前までは中距離を主戦場としていたダノングッドですが、距離短縮で2連勝と激変しました。この勢いで重賞でも、といったところですが、“オープンでの実績はないし、まだ良化の余地もあるとはいえ、この骨っぽいメンバーでどこまで太刀打ちできるかは、走ってみないとわからない”というのが陣営の本音のようです。ただ、半兄は短距離の交流重賞を勝ちまくり、前走でノボバカラの連勝を止めたダノンレジェンド。血統背景に魅力はありますし、果たして新星誕生となるのか、レースぶりに注目したいですね」
那谷「中1週続きでの強行軍となるカフジテイクだけど、暑さが応えることもなくデキは維持できている様子。“前走は枠順が味方したところもあるけど、お終いの脚は抜群だった”と陣営が振り返るように、キャリア17戦中、10回もメンバー最速の上りをマークしている馬だからな。“あの脚が使えれば重賞でもチャンスはあると思う”とも。前走の勝ち方からも、左回りの1400mがベストと思えるだけに、侮れない存在だよ」
瀬古「あと、初ダートとなるクラリティスカイの取捨ですが、前走に限らずここ数戦の走りを見て、陣営は古馬のマイル路線での壁を感じ、路線変更へ。そんな中で、友道師がデビュー当初から“一度ダートを使ってみたい”と思っていたそうなんです。父はクロフネ、ガッチリした体型に力強さを感じさせるフットワークからも、適性を見せる可能性は十分あると思いますよ」
木谷「先週はデスクと仲良くシンデレラボーイで撃沈。どちらかと言うと「沈んでれら」でしたね(笑)。そういえば僕、4年前に単勝万馬券のトシキャンディが勝った時、本命にしてたんですよ。周りに言ったら「そんなばから!?」って言われて馬券買うのやめたんですよ…。そんな訳でトシキャンディと同じ天間厩舎のノボバカラでリベンジです。まぁ人気ですけどね…」
デスク「もう何年も前の話だが、某ウインズのモニター前で“カフジ、カフジー!”って叫んでるオッサンが居たんだけどな、どうやら嘉藤のことだったみたいでさ。あれだけ堂々と間違えると、周りの誰も指摘できなかったようで…。今回は俺が“カフジー!”って叫ばせてもらおうか、カフジテイクで」
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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