良馬場で一変　ディープ産駒サングレーザーに★７つ

ディープ産駒＆武豊Ｊの好素材　サングレーザー

8/28(日) 札幌1R 2歳未勝利 芝1800m
サングレーザー　牡　馬体重：474kg
★★★★★★★　7点〔ＧIIIクラス〕
騎手：武豊　厩舎：(栗) 浅見
生産：追分ファーム
馬主：GIレーシング
父：ディープインパクト
母：マンティスハント（Deputy Minister）

初戦は勝ち馬から1.1秒離された３着だったが、これは極め付けの不良馬場で持ち味が全く発揮できなかったもの。今回のような馬場でこその馬だろう。スタートでは立ち遅れ気味だったが、初戦時にはスムーズに出ていたので問題はなさそう。レースとしては中団外から進出してそのまま押し切るという強い内容で、今の馬場でラスト２Ｆを11秒5－11秒5なら優秀と言う他ない。

馬体診断

胸前の筋肉には発達の余地があるが、しっかりと出来上がった骨格で完成度は高い。飛節の角度も理想的で父の持つ瞬発力もきちんと受け継いでいるといった印象。胴に幅があって距離の融通は利きそうだが、やや気性面に課題も。初戦よりは道中の追走で力みが取れたようにも映るが、その辺りが適性距離に影響しそう。

血統診断

兄２頭は準ＯＰまで出世し、コンスタントに走る血筋。祖母は米で走り、芝で重賞４勝の実績がある。本馬の叔母にＪＢＣレディスクラシックを制したメーデイアや福島牝馬Ｓを勝ったロフティーエイムがいる。母の父はダート色が強いが、産駒であるフレンチデピュティが日本でブレイクしたように、日本の芝との相性も良い。

馬券の狙い目→気性面も加味するとマイル前後が適鞍。デイリー杯２歳Ｓやシンザン記念あたりが面白い。