ディーマジェスティ蛯名は自信タップリ「ダービーの時より…」
ひと夏越しての成長で 逆転候補はコレ
デスク「春のクラシック出走組に対し、上がり馬や不出走組がどう挑むか、というのもこのレースの例年の図式だよな」
西田「不出走組ではゼーヴィントを置いて他にないですよ。前走のラジオNIKKEI賞は、前に馬を置いてうまく流れに乗った形でしたが、展開も向いたとはいえ、強い内容だったと思います。その前走時は春からずっと使ってきたことで、陣営によると絶好調時には物足りない状態だったとのこと。当然、まだ伸びしろが見込めますし、今回はリフレッシュ効果も十分あります。“あくまで胸を借りる立場”というスタンスであっても、私は勝負になると見ています」
伊利「直前は美浦ウッドコースの向正面から加速して上がり重点の調整を行うのが木村厩舎のパターンですが、ゼーヴィントの最終追いはゴール付近の入口から加速して長目の6ハロンから時計を出すハードな内容でした。力強い前肢の掻き込みから生まれる躍動感ある走りで追走先着し、ゴールを過ぎても1コーナー付近まで手綱が緩められなかった点にも陣営の並々ならぬ意欲を感じますね」
久光「夏に1戦消化しているにもかかわらず、これだけ攻めが強化されている点には、確かに好感が持てますよ」
小野智「戸崎圭騎手は“好きなタイプだし、手も合う。この夏に力を付けた馬だから、ディーマジェスティには敵わないとしても、その他とは力差を感じません”と、色気十分でしたね」
デスク「春はクラシック出走が叶わなかったメートルダ-ルにしても、対戦比較上はそう差がないよな」
小島「この馬の課題は乗り難しいという点で、今回が初コンビとなる北村宏騎手も3週にわたって熱心に稽古を付けてきましたが“掛かるイメージがあったけど、そんなことはないね。今までのジョッキーにもそういうイメージがあったから慎重に乗っていたと思うけど、これなら思い切って乗れる”と、一発を狙う構えでした。ひと夏を越して心身ともに大きく成長した感も受けますし、一味違ったメートルダ-ルが見られるかもしれませんよ」
清野「私は、クラシック出走組なのに人気を落としているプロフェットを見直す手かと。陣営が“これだけ順調に乗り込めたのは初めて”と言う点に好感が持てますし、馬券はディーマジェスティの相手本線として、ここへ厚く買いたいですね」
那谷「2歳時はソエに悩まされ、年明けの京成杯を勝ってからも体質の弱さから来るカイ喰いの細さで、クラシックは満足のいく体調で出走できなかったんだけど、夏を越して成長していることは確かで、池江寿師も“2週続けてしっかり負荷をかけたけど、上々の動き”と目を細めていたよ。ただ、取材の最後に“メンバーが強いね…”とポロリ。まだ完全本格化という感じでもないので、ここは押さえの評価が妥当かもな」
坂倉「上がり馬組で軽くは扱えないのがステイパーシストですね。一息入れて臨んだ前走が大幅な馬体増でしたが、これは回復分と成長分で、期待通りの内容だったことからも休養効果が大きかったと言えます。春先に比べると良化しているとはいえ、まだトモに弱い部分があってテン行けないところもある馬。その意味でも中山外回りは合っていますね。菊への叩き台となる馬よりも、ここで権利を取らないと、という馬に魅力も感じます」
加茂「それやったら、ノーブルマーズもオモロイですわ。他馬を気にする面は“実戦に行ってみないとわからない”と、陣営も半信半疑やけど、モマれず自分の競馬ができればこの相手でも結構やれるんとちゃいますか」
デスク「そんなところで、俺の注目馬だが、メートルダールにしておこう。これまでジョッキーが巧く乗れていたことがほとんどない馬なのに、北村がそれだけ自信アリだったら、頭まであっていいと思うんだがな」
木谷「では僕の番ですが、デスク、覚えてますか? 僕が去年のこのレースをキタサンブラックとミュゼエイリアンの1点勝負で取ったことを。以降がほぼスランプなのはスルーして欲しいところですが…。ここは初心に帰って重賞初騎乗の野中君&ネイチャーレットでホームラン狙いです」
前田(競友)
11/23(土)東京10R
払戻金 12万5320円
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馬場TM
11/23(土)東京6R
払戻金 15万4100円
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菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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三代川編集
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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