ゴールド&マリアの仕上りは? オールカマー逆転候補はコノ馬
まさに雌雄を決するグランプリホース ゴールドVSマリア
デスク「古馬の中長距離路線も、秋緒戦を迎えるわけだが、直近の有馬記念と宝塚記念の両グランプリホースがのっけから激突するのは興味深いよな。人気的には、直接対決でも2戦2勝のゴールドアクターが上になるんだろうが、前走で大敗している点が気懸かりだが…」
武井「ゴールドアクターの天皇賞は、様々な要因が重なっての敗戦でしょうが、本質的には3000m超の距離は長いのではないかと思います。菊花賞は3着だったとはいえ、勝ち馬からはコンマ7秒差の完敗でしたし、天皇賞もアップダウンのあるペースに戸惑いながら一旦は2番手と見せ場は作ったものの最後に失速しました。ただ、それでもその菊花賞の勝ち馬である5着のトーホウジャッカルにコンマ5秒差なら、悲観する内容ではなかったと言えますね。得意の中山コース、そして適距離であれば、見直す手です」
西田「天皇賞は慣れない関西への早目の入厩でいつも以上にテンションが上がっていた上に、外枠でうまく前に壁が作れず、思うようなレースができなかったことも確かですね。以来の4ヶ月半ぶりとなりますが、無事に夏は越せたようですし、1週前のウッドで併せ馬がうまく行かずに時計が出せないという誤算こそありましたが、及第点には仕上ったと思います。陣営も“今のデキでも負けてもらっては困る”と、自信を見せてましたし、レース巧者ぶりが最も発揮できる中山なら、メンバー的にも負けられないでしょう」
大江原「使い出しなんだから100%の状態でないのは当然だけど、一息入れてリセットしたことで本来の姿を取り戻してきているし、伸縮の利いた走りだった最終追いで態勢は整ったと見ていいだろうな。秋の目標であるジャパンC、そして有馬連覇へ向けて、恥ずかしい競馬にはならないはずだよ」
小島「僕はマリアライトの前走、宝塚記念勝ちを評価したいですね。何せ、負かした相手が当時の誰もが認める“現役最強馬”だったドゥラメンテと、天皇賞の勝ち馬キタサンブラックですからね。この一戦だけで、ゴールドアクターより上と見ていいはずです」
小野智「その前走も含めて、マリアライトは2200mがGIを2勝しているベストの距離ですし、有馬記念では外を回らされてのコンマ1秒差なら、ゴールドアクターとの勝負付けも済んでないと思います。宝塚記念で見せた勝負根性を、私も信頼しますよ」
久光「マリアライトは、体に幅が出て、5歳の今でも成長を感じさせるほど中間の気配が素晴らしいです。雨続きでの渋った馬場も、道悪巧者のこの馬には当然の追い風となりますし、先行馬も揃っているので展開の恩恵も受けられそうですね」
坂倉「これまた使い出しなので、前走のデキまでにはないですが、もちろん恥ずかしいレースにはならない状態で臨めますね。デビュー当初は弱いところがあり、カイ食いも思うようにいかず、陣営も苦労していましたが、そこで無理をせずに大事に使われてきたことが今に繋がっていると思います。強敵相手の前走で、もうひと皮むけた印象を受けましたし、今なら2戦2敗のゴールドアクターを逆転できると見ます」
デスク「ゴールド派もマリア派も、言ってることには納得できるし、そもそもどっちが勝ってもおかしくないくらいの伯仲したレベルであることは確かなんだよな」
守屋「僕は、やはりこの中山での対戦比較を重視すべきだと思いますね。日経賞のゴールドアクターは、直線で詰め寄られそうになると一気に加速して、逆に突き放す形でしたが、当時は“万全の仕上りではない”という話もあってのあのパフォーマンスですから、マリアライトは永遠に追いつけないのでは、と思いました。その時に3キロあった斤量差も、有馬記念と同じ2キロ差に戻るわけですし、マリアライトに逆転の目はない、と見ますね」
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