ドゥラメンテ、リアルスティールでは決まらない 編集長が推奨する不気味な穴馬とは…
キタサンブラック、スピリッツミノル、ミュゼスルタン?
大きな区切りの週に行われるダービーについて、現時点での考えを述べておこう。人気は皐月賞を強い内容で制したドゥラメンテ。その皐月賞は2着だったが、2月の共同通信杯ではドゥラメンテを負かしているリアルスティール。この2頭に注目が集まるのか。皐月賞だけを見ればドゥラメンテの方が強く感じるが、リアルスティールが勝った共同通信杯はダービーと同じ東京コース。対戦成績は1勝1敗、まだ わからない。おっと、忘れていた。皐月賞で1番人気→6着のサトノクラウンも注目される一頭だ。桜花賞で1番人気→9着のルージュバックはオークスで2着と一応の結果を残したが、こちらは2戦2勝の東京コースで どういう反撃をしてくれるのか。
東京コースといえば、自分が算出しているUK値から キタサンブラックは気になる存在。東京コースは新馬→500万を連勝したコース(2戦2勝)で 新馬戦が高UK値。500万勝ちは高UK値に達しなかったが、かなり近いところまで数値がきている。脚質から考えると 直線の長い東京で皐月賞以上のパフォーマンスは厳しそうにも思えるが、UK値で判断する限り 東京で買うべき馬となる。
ちなみにダービー登録馬において 東京コースで高UK値をマークしているのは、キタサンブラックの他にタンタアレグリア(5走前)とドゥラメンテ(3走前と4走前)。東京コースで高UK値はマークしていないが、レーヴミストラルは今回と同距離の2400mで高UK値をマークしている(2走前)。
展開面に目を向ければスピリッツミノルが不気味。2000m以上のレースで逃げた5戦に限れば、2 1 1 1 6着。敗れた2戦は高UK値で、負けて強しの判断ができる。皐月賞はスタートが決まらず 自分のレースができなかったが、きっちりとスタートを決めてハナを奪えば面白そう。
盲点はミュゼスルタンか。2000mの皐月賞を見送って1600mのNHKマイルCに参戦した経緯や、実際 1600mで強い競馬もしていることからマイル志向のイメージが強いが、母や姉は中距離で活躍しており マイラーと決めつけるのは早い。2走前のスプリングS(1800m)7着は 距離が延びて負けたのではなく、長期の休み明けが原因と割り切ってしまえばいい。
最後に先週、高UK値をマークした馬を
板子TM

日本ダービー(GI)
払戻金 20万0500円
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大江原TM

日本ダービー(GI)
払戻金 19万6050円
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佐藤直TM

日本ダービー(GI)
払戻金 15万5620円
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