怪物の娘ソウルスターリング万全も、TMの◎が集中したのは…

優馬TM座談会
阪神ジュベナイルフィリーズ

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TM人気は№1 リスグラシューが無敗勢を止める!?

デスク「ここまで挙がった無敗組を差し置いて、TM陣の◎が一番多いのはリスグラシューなんだよな」

武井「2走前は前半3F34秒9~5F59秒9という速い流れを好位から抜け出し、前走は一転して前半3F36秒9~5F61秒0という緩い流れを外を回って進出しての快勝と、全く異なる流れのレースで結果を出している点に、底知れぬ能力を感じますね」

佐藤直「高速馬場を割り引いても、2走前の1800m1分46秒2は超抜のレコードだよ。同じ阪神で、その時だけ走れば、負けられないと思うぞ」

中邑「前走にしても、抜け出して内にモタれ気味になってのものでしたから、着差以上の強さを感じましたね」

須藤「どんな形の競馬にも対応できて、展開に注文の付かないタイプですよね。秘める素質はともかくとしても、現時点での完成度で一歩リードしていると思います」

小桧山「有力どころでは最も体重が軽くて、線の細さが気になるけど、逆にその体が鋭いキレ味を生んでいるんだろうな。ともに坂のあるタフなコースで連勝していたという点も魅力的だよ」

西田「関西での競馬なら、前走で減った馬体も戻して出走できるはずですよね」

小野「そのリスグラシューの前走は、カイ食いが落ちて本調子ではなかった、という話も聞いてます。それで勝つんですから、能力は相当なレベルですよ。先週、栗東へ乗りに行った戸崎圭騎手も“本当にいい馬でした。十分に上位争いできますよ”と、絶賛してましたね」

細川「矢作師は“相手がいることなので、絶対にとは言えないが、良馬場で今までどおりの走りができれば好勝負できる”と、自信を見せていました。大外枠もあまり気にしていない様子でしたよ」

リスグラシュー

優馬トラックマンの◎を一番多く集めたのはリスグラシュー(撮影:日刊ゲンダイ)

デスク「あと、特に関東のTM陣に高い支持を集めているのがディーパワンサだな」

久光「4着と土が付いてしまった前走のデイリー杯は、4角でのコーナーワークで付いた分だけの差と言えますし、勢いづいたゴール前の脚は一際目をひくものでした。多頭数でペースも流れるであろう今回は、少なくとも前走の勝ち馬は逆転できると思いますし、プラス10キロで前哨戦を叩いて本番へ、というのも理想的なローテーションですね」

坂倉「出たなりの位置でキッチリと折り合うセンスは、この時期の2歳馬の戦いでは大きなアドバンテージとなりますね。一方で、前走なども少し仕掛けてからの反応が鈍いところを見せましたが、そのあたりは阪神外回りのコース形態がカバーしてくれるはずです」

伊利「過去10年で7勝を誇るノーザンファームの品評会のような性格のレースですが、今年の出走馬4頭の中でも、最も光る存在はディーパワンサでしょう。前走で反応が鈍かったのは休み明けの分もあったと思いますし、叩いた今回は違うはずです」

瀬古「栗東組からも一言、言わせてください。凱旋門賞をはじめ数々の大レースを制しているドイツの名手が、2週続けて追い切りに騎乗して“メンタルの強い馬。大きなレースを勝つ資質を持っている”と、手応えアリの様子でしたからね」

細川「それに付け加える形ですが、シュタルケ騎手は“素直な馬”とも言ってました。前走を叩いたことで、反応のみならずキレ味自体も増すはずですよ」

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