足りないのは「お祭り」感? 5年連続フルゲート割れの宝塚記念
宝塚記念の課題とロイヤルアスコット開催
最近では古馬の芝中距離路線の強豪馬はこの時期に海外遠征を行ってみたり、早々と休養して秋に備えてしまうケースも珍しくなく、宝塚記念の重要度が下がっているのは明らか。ではどうすれば挽回できるのだろうか。例えば、ハンデキャップ競走化して出走馬の増加とギャンブル性の向上策を図ってみたり、サマー2000シリーズと競合してしまうが、施行時期を遅らせて3歳馬の出走を促してみる、とかだろうか。
今週はイギリスでロイヤルアスコット開催が行われている。そして本日は遠征中のスピルバーグが出走するプリンスオブウェールズSが行われる予定である。ロイヤルアスコット開催を見ていて思うのは、伝統と格式を重んじながらも共存する「お祭り」感。昨夜行われた、クイーンアンSは8頭立て、今日行われるプリンスオブウェールズSは9頭立てと、決して頭数が揃っているわけではないが、この「お祭り」感がレースを盛り上げている。現地で観戦したことがあるわけではないが、どこか地方競馬のナイター開催を彷彿とさせるこの「お祭り」感がレースの面白さを高めるのに一役買っているように思えてならない。
また、ロイヤルアスコット開催は1日6レース。そもそもイギリスの開催は1日6~8レースが主流のようで、日本のように朝から夕方まで開催するということもない。10分~15分間隔でレースが目まぐるしく行われるのは、正直言って忙しい。宝塚記念のようなグランプリレースの日くらい、少ないレース数でもゆっくりじっくり競馬を楽しみたい、と思うのはきっと筆者だけではないはずだ。「頭数が揃わないから」ではなくて「頭数が揃わなくても」楽しめる環境作りこそ必要なことかもしれない。
三代川編集

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飯本(競友)

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