STOPサトノ候補筆頭は、マクれる牝馬ライジングリーズン
されどハンデ戦 一筋縄では行きません
西田「私は2戦2勝のセダブリランテスを。前走は骨折明けのハンデも苦にせず、着差以上に強い内容でしたし、まだ奥がありそうですね。機動力もあるので、小回りコースでもセンスの良さが武器になると思います」
小野智「新馬勝ちはダートでしたが、その当時に手塚師が“芝馬だよ”と言っていたのが印象に残っていて、前走はまさにその通りの勝ちっぷりでしたからね。まだ底を見せていない上に、54キロのハンデなら、一発があっていいですよ」
大江原「その前走でも師は自信満々だったとはいえ、それでも“骨折明けと初芝を克服したんだから、時計以上に評価できる”と、能力を再確認した様子だったな。モンドインテロの下で血統背景は文句なしだし、前走後はここを目標に乗り込んで、反動もなく申し分のない状態だから、重賞もアッサリとクリアして不思議はないぞ」
久光「僕は、ビービーガウディが面白いと思います。500万勝ちに少し時間を要しましたが、2走前はオークス2着馬にクビ差、前走もそれまでのズブさが嘘のような上がり33秒5での差し切りと、一戦毎の上昇が著しいですね。ダートも含めて小回りの1800m戦は経験豊富ですし、手の内に入れている内田博騎手に戻るのもプラスでしょう。加えて、53キロのハンデなら、チャンスはあるはずです」
坂倉「ビービーガウディの前走に関しては、陣営も驚いていたほどのキレ味でしたが、小回り特有の適度な流れになって“同じ脚が使えるのなら”と、色気はある様子でしたね」
小島「バルべーラも、初勝利に8戦を要した馬ですが、続く500万も連勝したあたり、力の付け方が急ですね。小柄な馬だけに福島までの長距離輸送が鍵となりそうですが、前走くらいの馬体重をキープしての出走となるなら、何より51キロのハンデが黙っちゃいませんよ」
福田「前走は不良馬場での勝利やけど、渡辺師は“良馬場なら更にキレが増す”と言うてましたわ。輸送についても“カイバをよく食べるし、イレ込む馬ではないので問題ない”と。ハンデを利してどこまでやれるか、楽しみはある様子やったで」
武井「僕は、穴としてニシノアップルパイを挙げておきます。直線で早目に先頭に立つ形となった前走のプリンシパルSで、1800mの通過タイムが1分45秒9。いくら高速決着だったとはいえ、この時計は破格です。函館のように福島も高速馬場となっていれば、押し切るシーンも十分あると思いますね」
坂倉「見せ場十分だった前走は、陣営も内容は高く評価している様子でしたし、調教の強化が成績アップに繋がっているようですね。初の福島コースも“この馬にとってのベストの舞台”と、騎手時代には庭としていた中舘師が色気タップリに話してましたよ」
デスク「展開を考えてみると、そのニシノあたりは逃げの候補となりそうだが、前走で逃げ切り勝ちを演じているウインガナドルの出方も気になるな」
坂倉「前走に関しては“立て直した効果で、いい内容の競馬ができた”と、上原師は振り返ってましたが、今回は“ハナにはこだわらず、前々でスムーズな競馬を”とのことでしたね。何も行かなければハナへ、主張する馬がいれば番手で、というイメージでしょうか」
大江原「あと、ダービー帰りのマイネルスフェーンにも注意が必要だぞ。“前々で運ぶ競馬が裏目になった青葉賞が伏線となって、ダービーはスローペースでの後方待機策で掛かり気味に”と、手塚師はここ2走がチグハグで力を出し切っていないことを強調していたからな。巧く流れに乗って運んだホープフルSのような競馬ができれば、チャンスはあるはずだよ」
木谷「では、僕の注目馬を先に挙げときますが、デスク、福島は全国で5本の指に入るりんご生産地ですから、ニシノアップルパイが美味しいですよ。それにちょっと前まで“パイナッポーアッポーパイ”みたいな歌も流行ってましたし…」
デスク「いつもの木谷に戻ったゆる~い推奨根拠だが、俺は自信を持ってセダブリランテスを推奨するぞ。“負けていない馬は、負けるまで買え”というのは、競馬の基本でもあるからな」
木谷「あのぅ…、“勝ち続けている馬は、デスクが買った時点で負ける”という格言も生まれそうですが…」
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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