凱旋門賞のエネイブル級? ソウルスターリングにTMの◎が集中
ソウルを止めるのは やっぱりGI馬
板子「僕は東京での出走がダービー以来となるマカヒキの復活に期待します。春2戦の敗因はいくつかあると思いますが、現状ではある程度ペースが流れた方が末脚が生きる気がします。そういう意味では、新馬戦以来の1800mでも長目の距離よりいいのでは、と思いますよ。VTRでの調教を見る限り、直前こそ軽目でも気配は良く映りますしね」
広田「マカヒキは前走の大阪杯でも本来のデキには一息という状態でしたが、上がりの競馬となった中で大外を回ってのコンマ4秒差4着なら悲観する内容ではないでしょう。宝塚記念をパスして早目に放牧に出たことで体調も良くなったようですし、実際に帰厩後も6週にわたってビッシリ負荷をかけられたほどで、陣営も“昨年春のいい頃の状態に戻っている”とのことでした。次走は天皇賞を予定しているので、ここは叩き台の意味合いもありますが、本調子を取り戻したのなら前哨戦でも勝負になっていいはずですよ」
大江原「俺が復活の期待をかけるのはリアルスティールだな。7ヶ月ぶりになるけど、じっくりと乗り込んでいるし、昨年もぶっつけの天皇賞で2着しているように、久々でも能力を発揮できる馬だぞ。ドバイターフと同じ1800mも、最も力を引き出せる距離だと思うしな」
那谷「リアルスティールは一週前の坂路で自己ベストの49秒6。春はドバイまで行きながら鼻出血を発症してのブランク明けになるけど、夏負けが尾を引いていた昨年秋の使い出しより遥かにいい状態だよな。ミルコも“去年はあんまり良くなかったけど、今年は一番いい状態かもしれない。相手は難しいけど本当に楽しみ”と、色気十分だったぞ」
細川「陣営も、“昨年の天皇賞の時には、調教でデムーロ騎手がいい顔をしなかったのに、先週跨いだときには笑顔だった”って言ってました。見せ場すら作れなかった前走の中山記念の敗因がハッキリしない点は気になりますが、調教通りなら好レースになるはずです」
デスク「サトノアラジンもGI馬、しかも前走で勝っている割には誰も◎がいないんだけど…」
那谷「サトノアラジンは、以前から陣営が“GI級のポテンシャルがある”と発言していたけど、7回目の挑戦でようやくのV。前が飛ばす流れも向いたとはいえ、東京コースがベストと思える持続力のある末脚だったよな。大型馬だけど鉄砲の利く気性で、川田騎手も“休み明けとしてはちょうどいい仕上り。東京なら1800mでも”と、好感触だったよ。ただ、この馬の最大のポイントは最後の直線で外へ出せるかどうかで、一瞬でもブレーキを踏むと再びエンジンが全開になるまで時間がかかるんだ。そういう意味で、今回の大外枠はまさに理想的だし、あとはソウルスターリングとの5キロの斤量差がどうかだけだろうな」
伊利「僕は東京1800mで2戦2勝のダイワキャグニーを狙っています。そのうちのひとつ、4走前のセントポーリア賞は、ダービー2着馬スワーヴリチャードが勝った共同通信杯とコンマ2秒差の好時計でしたし、これまた一夏越しての成長で古馬とも互角に戦えるんじゃないかと思います」
小桧山「ダイワキャグニーについては、菊沢師も“休養を経て体幹が強くなった”って言ってたぞ。キツいローテーでテンションが上がっていたダービー当時とは大違いの落ち着きがあるし、軽くは扱えないよな」
久光「僕はさっき“逃げ馬不在”と言いましたが、ダイワキャグニーがレースを作る可能性もあると思います。プリンシパルSでのレースレコードVは内容自体も強かったですし、3歳馬ワンツー決着の可能性も低くはないと見てますよ」
大江原「ヤングマンパワーも、陣営は“行く馬がいなければ先手を取ってもいい”という構えなんだ。このところマイル戦を使われ続けているけど、掛かることなくスムーズに折り合える馬だから、ワンターンのコースなら距離も許容範囲だよ。ただ、相手も揃っているから、よほどの展開利がないと、といったところだけどな」
木谷「僕は安田記念を勝ったのに何故か人気がないサトノアラジンを狙います。去年も似たような天気でしたし、開幕週の東京は意外と外差しが決まってましたからね。凱旋門賞は残念な結果でしたが、まだまだサトノ旋風は続きますよ!」
デスク「俺はアストラエンブレムだが、こういう2着ばっかの馬は、相手が強くても弱くても2着に来るモンだよ。ただ、ここは勝たないと天皇賞出走も覚束ないし、勝ちに来ると思うけどな」
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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