暮れに戻ってきた中日新聞杯 好走ポイント全クリはこの5頭!
中京改修後は3月に行われていた中日新聞杯だが、今年から再び暮れの12月に戻ってきた。芝中距離のハンデ戦、老若男女入り混じっての熱い戦いをデータ班が徹底分析!
好走のポイントは4つ!
芝2000mのハンデ戦であることに変わりはないが、3月→12月に移動したことで臨戦過程も大幅に変化。今年のメンバーを見渡すと、天皇賞(秋)、福島記念、1600万勝ち直後、その他、といった感じか。まずは過去5年の当レースを振り返って、実績面のポイントを考えたい。
中日新聞杯のポイント(過去5年)
- 重賞5着以内(1~3着馬15頭中14頭)
- 芝2000mで連対(1~3着馬15頭中14頭)
- 芝左回りで3着以内(1~3着馬15頭中13頭)
- 前走5着以内(連対馬10頭全馬)
過去5年、準OP勝ち直後で馬券に絡んだのは2014年1着のマーティンボロのみ。基本的には既にOPクラスで走っていて、重賞5着以内の実績は欲しい。左回りや芝2000mの実績は勿論だが、当レースで連対するためには前走5着以内も重要なポイント。前走で大敗している馬は買っても3着までとしたい。
以上の4点をすべてクリアしていたのはショウナンバッハ、スズカデヴィアス、パドルウィール、マウントロブソン、マキシマムドパリの5頭。連軸はこの中から選びたい。
松山Jの経験値を買う
コース改修後の中京芝2000mの騎手・調教師別の成績は以下の通り。
騎手別成績(2012年以降の中京芝2000m)
川田〔11.9.7.32〕
福永〔11.9.4.37〕
M.デムーロ〔10.3.5.25〕
松山〔9.9.12.101〕→パドルウィール
北村友〔9.5.8.57〕→フェルメッツァ
浜中〔9.3.9.32〕→バンドワゴン
厩舎別成績(2012年以降の中京芝2000m)
友道〔10.7.3.28〕→サラトガスピリット
藤原英〔8.5.0.26〕
角居〔7.12.9.29〕→フルーキー
五十嵐〔7.4.1.19〕
池江寿〔6.7.12.39〕→クィーンチャーム
上に挙げた5頭の中ではパドルウィールが松山Jの騎乗で臨む。その松山J、この条件では騎乗数が131鞍と最も多い。上位3人の平均人気が2.9~3.3倍に対して、松山Jは7.2番人気。通常のローカル開催時にはあまり登場しない騎手達であることも踏まえると、この条件での信頼度は高いと言えそう。現に同馬とのコンビで昨冬の金鯱賞を9番人気2着と結果も残している。
ディープインパクト対キングカメハメハ
次に注目すべきは中京芝2000mの種牡馬別成績。
種牡馬別成績(2012年以降の中京芝2000m)
ディープインパクト〔28.31.27.177〕
キングカメハメハ〔20.15.10.100〕
ハーツクライ〔17.20.18.141〕
ステイゴールド〔17.6.15.153〕
マンハッタンカフェ〔9.14.12.109〕
ディープインパクトとキングカメハメハの2強ではあるが、これが重賞ともなるとさらに鮮明になる。
重賞における種牡馬別成績(2012年以降の中京芝2000m)
ディープインパクト〔4.6.3.22〕
キングカメハメハ〔4.3.2.15〕
シンボリクリスエス〔2.0.0.10〕
ハーツクライ〔1.1.4.13〕
ゴールドアリュール〔1.0.1.4〕
両者の複勝率はともに37%台と高水準。ディープインパクト産駒は当レースで3連覇中で、キングカメハメハ産駒にしても、今年行われた愛知杯で1着・2着、金鯱賞でも1着・3着。前述の5頭の中ではマウントロブソンがディープインパクト産駒、スズカデヴィアスとマキシマムドパリがキングカメハメハ産駒。先に挙げたパドルウィールとこの3頭で勝負したい。
結論
パドルウィール
マウントロブソン
スズカデヴィアス
マキシマムドパリ
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