◎が並んだカフェブリリアントで鉄板？　関屋記念＆エルムＳを激論

前走惨敗、初ダート、そして…　穴馬はコチラ

デスク「カチューシャは、前走惨敗の割に評価が急落していないようだが…」

落合「あれは鞍ズレが全てで、全く競馬をしていなかったからな」

目黒「スタートで躓いて、１コーナーで狭くなって手綱を引っ張った時にズレちゃったんすよね。外傷などのダメージもあったんですが、回復して乗り込めてますし、普通の競馬ができれば食い込みがあっておかしくないですよ」

デスク「初ダートのフレイムコードも穴っぽい存在だな」

打越「とにかく北海道シリーズで好調だし、持ち味の先行力は小回りダートで生きるんじゃないか。太目だった前走からの上積みも見込めるから、狙うなら初ダートで人気がない今回だろう」

板子「２走前の五稜郭Ｓを勝ったあとは、先日行われた門別のブリーダーズゴールドカップも視野に入れていたほど、陣営はダート使いに意欲を持っていたんですよ。北海道ではいずれもダートで追い切られていますが、余力十分で気性面の悪さも見せてないですからね」

目黒「前走で騎乗した福永騎手も“あの馬、ダートなら面白いと思う”と言ってました」

山崎「追い切りで跨いだ丸田騎手も『陣営がダートを試したかったというのがよくわかりました。砂を被らない位置で運ぶことができれば、もしかするかも』と、なんか作戦を考えているみたいですね」

小桧山「前走に引き続いて登場してもらう“元１馬”の木埜山厩務員だけど『賞金的にギリギリだったので、出走できて良かったです。稽古の感じだとダートでもやれそうですし、相手は強いですが、出走できた運を生かしたいですね』と。ただ、けっこうウチの予想陣の印が厚くて、そっちの方が心配かもな」

広田「前走好走がバカにされとるようやけど、ヒラボクプリンスも怖いで。斤量が２キロ増える点は置いといて、とにかくダートでは競馬が上手やから、立ち回りの巧さを生かせれば、付け入る隙はあるんやないか」

デスク「９歳のエーシンモアオバーは、このレース６度目の出走となるそうだが、昨年以外はよく走ってるんだよな」

小桧山「昨年は函館からの直前輸送に失敗してマイナス１４キロと馬体が減ってしまったんだ。今年は一週前の金曜に入厩しているし、担当の岩佐助手も『調教では年齢を感じさせないし、元気一杯。過去の好走時と同じく強引にでも前で運びたいんだけど、他馬より重い５８キロがどう出るか』と。一応、コメントは前向きだったけどな」

デスク「あとは“問題児”の木谷だけど、ちょっと無理してないか？」

木谷「素直にクリノ◎では面白くないじゃないですか。ただ、門別の皇帝、ウルトラカイザー◎は全然無理なんかしてませんよ。昨年のエルムＳで４着だったグランプリブラッドに対して３戦２勝ですし、敗れた前走にしても不得手な内回りコースで巧くインを掬われただけなんで…。地元での勝ち方は地味ですが、並んだら必ず前に出ようとする勝負根性は侮れません。クリノスターオーが強いのは承知の上でホームランを狙います。それに、キングの上は皇帝と相場は決まっているんですからね！」

デスク「キング？　え、これは何を指して言ってるんだ」

木谷「クリノスターオーの、オー（王）ですよ」

デスク「あ、あ、そうか…。しかし、その比喩センスは、散々叩かれている俺レベルじゃないのか？　あん？　木谷は、もしや俺の後釜でも狙ってるのか？　どうなんだ？」

木谷「………、ノーコメントとさせてください」

━お盆休みなど無縁の優馬ＴＭ陣だが、夏バテを“的中”で回復するのは、はたして誰か。